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私は知らない
Veilchen
投稿時刻 : 2018.04.01 18:12
字数 : 200
5
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コメント
2018.04.24 01:08

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怪談を聞いていれば抜け出せたとも限りませんが、「耳を塞いで」情報を遮断していたから、「その答えを私は知らない」のだともつながっていて、その点が面白いなと思いました。
「鏡を見て~」からのたった3行で状況を繰り返させているところといい、一切無駄がなく、文章全体の統率が取れていて流石です。
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200文字という制限の中で「札を破るとか何時何分に鏡を見るとか。」という叙述が作品の基本説明にとても役立っていると思います。この一文で「ああ、そういうのね」と胃に落ちたので。全体的に文字数少なく的確に話を進めているので、この文字数でありながら情報と展開に富んでいるように見えます。
もしかしたら話を聞かなかったことがトリガーだったのかな、この手にしては藁人形というのは珍しいから何か意味があるのかな、結局は全部ただの夢にすぎないのかな、など随所に考察の潜りどころが設置してあっていいですね。200文字なのに展開が多い、200文字だから色々解釈できる。両者が成立しているように感じました。
2018.05.09 02:20

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【感想というより個人的な読書メモです。作者様へのメッセージという形に整形してはおりませんので、不躾ですがご容赦ください】
・冒頭一行が好き。即座に怪談話(ホラー)とわかるので、そのつもりで読める。
・オチの少しひねった(?)感じもいい。ストレートな怪談(祓うなどして呪いを解く、またはそれが叶わず死亡する等)ではなく、どこかシステマティックなループもの(?)のような仕掛け。脱出の鍵は冒頭、耳を塞いでいたところにあるようで、イコール脱出不可、という結末。結びで「詰んだ」感が浮き立っていて好き。
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嫌いな虫の生態を護身のために調べたり、苦手なものほど妙に詳しかったりします。気にしなければいいのに部屋の隅へわざわざ注意を向けたり、そんな嫌いなものへ惹かれている感覚を思い出しました。
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