てきすとぽい
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第2回200文字小説コンテスト
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ときがつながるとき
(
武倉悠樹
)
投稿時刻 : 2018.04.20 22:34
字数 : 200
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ときがつながるとき
武倉悠樹
大学時代の友人と酒を飲んだ。何年ぶりだろう。年甲斐もなく夜を明かし、互いに酒も夜も弱くな
っ
たと笑いあ
っ
た。別れ際、また必ず飲もうと約束し朝に散
っ
た。
始発のシー
トに体を沈める。き
っ
と何年後かも、朝帰りの家路で宵の宴を振り返るのだろう。
過去を懐かしみながら、同時に未来へも思いを馳せた。
過去と今と未来が繋が
っ
ていく。
振り返る背中を笑う自分を振り返
っ
ている自分。皆二日酔いだと笑いつつ、まどろみへと落ちる。
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