私も「地球は丸かった」って言った人がいるんだと今日の今日まで思ってました・・・違ったのか・・・ｗ
タイトルとお題の連動で「四角いのか・・・」とある程度オチを予想してしまったけど、いい意味で裏切られた感じでした。出だしからぐっと惹かれる文章で、ぐいぐい読ませられる。人間にも天動説と地動説があるのかもって、うーん、なるほど、気が利いてるっていうんですか、面白い言い方だなって思いました。とても楽しませていただきました。四角い地球が高速回転しているのを宇宙の遠くから眺めてる映像が脳内再生されてなんだか楽しい気分になる。そして、最後の段落が、上手くいえないけど、すごく、よかったです！締めがとても素敵です。読後感がとてもよかった。面白かったです。

ご感想ありがとうございます。ずいぶん褒めてもらえて光栄です。お題が「箱」なので最初に思いついたのは「家」だったんですが、もっと場所について広く考えてみると「地球」があるし、別の側面では「意識」もあるなあと思って、こういう内容になりました。それで最後は家の中の描写になったんだと思います。

四角い朝ってなんじゃあーというツッコミ待ちサービスもありの、色川的随筆系村上風味小説という感じでした。

ご感想ありがとうございます。四角い朝というのは、地球や意識が四角いのなら朝も同じだろうという抽象的な側面と、四角い窓から入り込む日差しという具象的な要素が混じり合って出てきた表現だと思います。説明できなかったのは単に時間がなかったからです。なお色川さんについては詳しくないんですが、村上さんって春樹さんでいいのでしょうか。そうでしたら影響はあるのかもしれません。

うっかりログインし忘れましたが、今の返信は僕によるものです。

村上さんについてはその通りです。色川は余力があればぜひとも読んでもらいたいです。

回転と球の関係性、停止と四角の関係性っていう着眼点が面白いですね。
唯我論かと思いきや、認識論、あるいは他者論とも繋がりそうな。

「要出典」のところでちょっと和みました。それはともあれ地球を四角いものと看做すだけでなく、人類の文明が「万物を四角たらしめる」のは地球が四角いためだと、強引に話をさらに先に持って行く語り様。力強さを感じる作品でした。

ご感想ありがとうございます。物理学的な運動や哲学的な認識といったものへの関心はありつつも、実際の所それらについての教養がないこともあって、何とか自分なりに書いてみた次第です。もっとそれを追究できたら良いなと思っています。

ご感想ありがとうございます。前半は事実を基にしていたため「要出典」に言及することになりました。出典探しも出来たら良いのですが。「和めるもの」といえば「丸いもの」を思い浮かべたくなりますが、どうしてこんなに「四角いモノ」だらけなのか不思議に感じていたので、それが後半の強引さに繋がったんだと思います。