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捕劇
茶屋
投稿時刻 : 2019.02.24 17:48
字数 : 5082
5
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コメント
2019.03.02 03:29

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相変わらずの茶屋さん節のひねた発想と王道の書き筋という感じで、面白かったです。劇という寄生生物の設定や、それにつらなる捕劇師などの職の設定にワクワクしますし、ストーリーに合わせてその諸設定を出すタイミングが素晴らしいです。
また、劇の設定を活かして繰り出される、劇中と現実の往復が読んでいてとても楽しかったです。
鈴の音も余韻に響いて良いですね。

リズミカルな文章も安定して良かったですが、欲を言えば体言止めや短文を多用しすぎない戦闘描写をたまには読みたいなと思いました。飽きの話ですので、短い作品に対してどうこういうものでもないですが。

あと「撃誅戟」にフフッてなりました。


誤字等報告。
「世話しなく」→忙しなく
「いろんなもの演じてきました」→いろんなものを
「自分勝手の劇な劇」→自分勝手な劇?
「早まってくるのわかる」→早まってくるのが
「  劇は人に寄生することで進化してきた」→字下げが2マスになっています。
「天を乱し、血を荒れさせる」→地を?
2019.03.02 20:11

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劇がどうなったのかわからない! と思ったとき、もしかしたら私も劇に捕らわれているのかもしれない……。
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これは村上春樹のダンスダンスダンスですね笑
人が物語を求める本質を描きつつ劇の意味も考えさせる見事な構成です。すごく人生劇場でした。
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