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第10回 文藝マガジン文戯杯「気づいて、先輩!」
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バカにつける薬はない
 投稿時刻 : 2020.01.27 19:51
 字数 : 1029
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目次
1. 俺の部は部長の下に課長が二人、その下は主任がいなくて同じ職位の社員の構成だった。
2. そして、やってきた月曜日の就業後の発表会。
3. 翌日、部員が全員、出社しなかった。
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バカにつける薬はない
樋口幸人


 俺の部は部長の下に課長が二人、その下は主任がいなくて同じ職位の社員の構成だた。
 ある日、部長が部への同報をメールを出した。
 俺はメールを読んだ。
 なになに。
 開発部が新製品を販売するので、その販促案を出せ。
 まず思た。
 俺の部は製品サポート部で営業部でもマーケテング部でもない。
 なにか変だと思た。
 その違和感は後にわかたのだが。
 それにこれを提出しないと賞与の査定を二段階下げる。
 冗談ではない。
 もともと、たいした額ではない賞与。
 それを下げられたら、生活ができなくなる。
 さらに就業中にはこのことをやるべからず。
 つまりは家でやてこい。
 この会社がブラクなのはわかていたが、ここまでひどくなると転職のタイミングだろう。
 ただ、最後に勲章をもらうのも悪くない。
 俺はポジテブ志向なので、そう考えた。
 期間も短くて、金曜日の終業間近にメールが来て、月曜日の就業後に発表会。
 土日がつぶれるが、結婚もしていないし、独身の俺には関係がない。
 パズルを解く程度の気持ちだた。
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