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赤シャツ隊
茶屋
投稿時刻 : 2013.07.27 16:00 最終更新 : 2013.07.28 15:30
字数 : 2913
5
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コメント
こういう世紀末後を彷彿とさせる世界を描くのは、茶屋ちんのお家芸なのだった。
中でも今回は、バトルじゃない日常の有り様にスポットを当てているので、自然と世界観のディテールが浮かび上がっている感じー。
ニンゲン、体制的になると姑息ぽさが滲んでくるけど、赤シャツくんはその象徴として分かりやすかったのだ。
成長過程で身に付く姑息さと、生きるスキルとしての姑息さがあるちゅーことで、赤シャツくんは後者。
主人公を陥れてもどこか潔さを感じるのは、作中の赤シャツくんもそのへんを自覚しているからで、やんわりそこを描いたところがこの掌編の美点と思うボクちんなのだった。
2013.08.04 16:32

※ このコメントには、作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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ううむ、姑息なはずなのに、あんまり卑怯と感じないのは何故なのかと思っていたら、しゃんさんの感想を見て納得。赤シャツ君の潔さにあったのか。主人公を騙して陥れているわけですが、赤シャツ君の生きてくための潔さと最後のセリフがあることで、好感すら抱きます。
あと、冒頭の描写、暑さが伝わってきていいですね~。わたしもこういう描写ができるようになりたいです。
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タイトル見て「赤い彗星がまたメタ系トリックかましよるで~」と思って読み始めたらちゃんと赤シャツしてたでござる。

すごく人間臭い、共感や同情のようなものを買うことで人の深層心理に巧みにつけ込む的な・・・高度な赤シャツですね。潔さがあるカッコイイ悪役でした。読者としても心地よく振り回された感じ。

ハードボイルドな雰囲気がカッコイイ。終末な世界観がスマートに演出されていて巧いなあと思いました・・・!
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タイトル見て「赤い彗星がまたメタ系トリックかましよるで~」と思って読み始めたらちゃんと赤シャツしてたでござる。

すごく人間臭い、共感や同情のようなものを買うことで人の深層心理に巧みにつけ込む的な・・・高度な赤シャツですね。潔さがあるカッコイイ悪役でした。読者としても心地よく振り回された感じ。

ハードボイルドな雰囲気がカッコイイ。終末な世界観がスマートに演出されていて巧いなあと思いました・・・!
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タイトル見て「赤い彗星がまたメタ系トリックかましよるで~」と思って読み始めたらちゃんと赤シャツしてたでござる。

すごく人間臭い、共感や同情のようなものを買うことで人の深層心理に巧みにつけ込む的な・・・高度な赤シャツですね。潔さがあるカッコイイ悪役でした。読者としても心地よく振り回された感じ。

ハードボイルドな雰囲気がカッコイイ。終末な世界観がスマートに演出されていて巧いなあと思いました・・・!
およ。
今回は参加してないのに、海賊王が来てるー。
サンキューベリマッチ。
2013.08.06 00:00

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奥行きのある物語に、純粋に格好良いなと思いました。生きる術として赤シャツを選んだ男も、男によって信念を潰されてしまう主人公の姿も、寂しく映りましたね。
冒頭の暑さを伝える表現は、読めば読むほど味が出てきました。でも一読目では少し目が滑ってしまいました。おそらく改行のリズムとかそのあたりが個人的に慣れなかったためだと思いますが、あくまで個人的にのことですし、慣れた先には味のある文体になっていたので問題はないのですが。参考までに。
良い世界観。
執筆おつかれさまでした。
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