てきすとぽい
X
(Twitter)
で
ログイン
X
で
シェア
短歌小説コンペ
〔
1
〕
…
〔
10
〕
〔
11
〕
«
〔 作品12 〕
»
〔
13
〕
〔
14
〕
秋月抄
(
大沢愛
)
投稿時刻 : 2014.02.16 21:36
最終更新 : 2014.02.16 22:10
字数 : 139
1
2
3
4
5
投票しない
感想:2
ログインして投票
更新履歴
-
2014/02/16 22:10:14
-
2014/02/16 21:36:33
秋月抄
大沢愛
暮れなづむ 苅田の野辺に 立つ庵(いほ)の
灯影(ほかげ)さやけき 夕餉(ゆふけ)の刻に
(男) 十年(ととせ)経て 今宵限りに いでゆかむ
一期の縁(えにし) 思ひ果つるも
(女) 夕されば 暮れにし惑ふ 秋草の
絶へて思ひは 尽きせぬものを
庵を出で 野辺の彼方へ まろびいづ
かへりみすれば 十六夜(いさよひ)の月
←
前の作品へ
次の作品へ
→
1
2
3
4
5
投票しない
感想:2
ログインして投票