メタものだと思ってたのに。

こういうの書けるひと、うらやましい。

これもかわいい。あましょっぱい感じが伝わってきます。

そろそろお馴染みさん的な碧さん。お久しぶりです。瑞々しかった。

甘さの中に少し苦味がある恋。女の子の一途な思いと不安が伝わってきました。

「甘いのもしょっぱいのも必要」って切ないですね。山田詠美さん原作の映画『シュガー&スパイス 風味絶佳』を思い出してみたり。ちなみにこれはフィクションなのでしょうけれど、リアリティがありますね。宮本輝さんのエッセイでも同じようなことをしてしまったという告白がありましたが、そちらはノンフィクションでした。

なかなか味わいの深いと言いますか、罪悪に支えられた幸福の不思議な味。

地方の年越しを覗き見しているような、本当にありそうなリアリティーを感じました。

東京ではないところで生きてゆく彼女をとりまく、彼氏や友人との、胸詰まるような距離感。。
途中はさまれるハムスター夢の可愛らしさで、彼女の心情の複雑さを感じられていいなーと思いました。