よくわかりませんでした。　

前半部分、頭がおかしくなってくるような、言葉の魔術的な迫力を感じました。スプラッター的なオチでなく、「彼は、担架に縛り付けられ、身動きがとれないようにされていた。」で終わったほうが、不気味な読後感が残ったかなと、生意気ながら思いました。

ちょっと予想もしない方向に話が流れていって、読み終えたあとポカンとしました。面白かったです。が、イヤすぎですね、腹の中のサトウさん。

怖い話ですね。この先「佐藤さま」と聞くたび、過剰反応してしまいそうです。

「ここだ。背骨の影にぴったり重なってしまっていたんだ」
この一文に、すごく感嘆しました。
サトウ様は一体どんな形態なのですか。

私の中にはサトウ様はいらっしゃいますので決して覗きこまないようにご注意願います。

既視感のある悪夢をつなぎ合わせるように、
フリーダムにズレてゆく様がとても面白いです。。