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【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 13
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the_flame(unfinished)
 投稿時刻 : 2015.07.19 19:33 最終更新 : 2015.07.19 19:59
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目次
1. 授業が全て終わったので、この教室からいちばん近い自習室へ向かうことにした。
2. 「おう、ちょっといい?」
3. 今日の授業は全て終わり、閉館まで二時間ほどあったので、私はいつもの自習室に向かった。あまり期待せ
4. 彼らは先生に質問しに行くということなので休憩室で別れた。私はエレベーターに向かわず、階段へ向かっ
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更新履歴
- 2015.07.19 19:59:29
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 彼らは先生に質問しに行くということなので休憩室で別れた。私はエレベーターに向かわず、階段へ向かた。
 人付き合いは得意ではない。勉強するときは一人にしてくれと思う。それでも私は寂しがり屋だ。正直、面倒なことがなければみんなと勉強した方が効率が良いとも思ている。
 望んでいなくても、男子受けが良い顔だと分かている。それを嫌う女子が多いのも知ている。正直、女子と話すより男子と話していた方が楽しい。けれど、それをすればますます女子から嫌われる。
 高校で少しずつ勉強できる場所を奪われていた。図書室で勉強していても陰口を言われているような気がした。高校に友人はいるため一人ぼちではなかたけど、私よりはるかに頭が悪いせいもあて一緒に勉強したい仲ではなかた。
 そして予備校に逃げるように通たのだが、そこでも人間関係は付きまとう。同じ高校の女子に会ても挨拶もされず、私も意地を通したが、何処に行ても集団に一人では勝てないと分かた。
 階段を下りながらこう考えた。智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに、学校はいきづらい。
 昔の千円札のおんが言てたことを少し自分なりにアレンジしてぼやきながら、私は階段を下り終えた。
 頭が良くなても嫌な性格は治らない。急に冷めてしまうから意地でも通して見栄でも張らねば続ける気力も続けられない。馬鹿らしい話で盛り上がりたいのに、冷笑している自分がどこかにいる。
 燃え上がるような、自分の性格を全て焼き尽くすような何かに出会いたい。単純でありふれた考えだと思う。が、私がそれを求めたら、あの絵師のようになてしまうのではないかとなんとなく思い、溜め息が出た。
 何を極め、私は何を上り続けたいのだろう。
 玄関を出ると、どんよりとした雲が夜空に広がていた。
 羅生門を思い出した。
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