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第2回200文字小説コンテスト
 1  13  14 «〔 作品15 〕» 16  31 
todatori
 投稿時刻 : 2018.04.11 22:27
 字数 : 200
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todatori


背中の羽をいつなくしたの。そう言てママは泣く。
 背中に羽などもとからなかたよ。いくら説明しても聞かない。
 生まれた時はたしかに綺麗な羽があたのに。誰かにもぎ取られたのねきとそう。ママはあたしのために泣く。
 ママの涙が水たまりになたから、あたしは顔にエラを作た。綺麗な羽の代わりに。塩辛い水に飛び込み底へ底へと潜る。魚になたあたしの眼には、真暗な水底もほの明るい。ママの嘆きはもう聞こえない。
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