てきすとぽい
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魂のエトランゼ
(
ポキール尻ピッタン
)
投稿時刻 : 2018.04.03 22:25
字数 : 200
1
2
3
4
5
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感想:4
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コメント
2018.04.27 22:34
フィンディル
@tatitutetochips
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「魂のエトランゼ」というタイトルから推理すると、その事故で亡くなったという解釈をしました。エトランゼは「どこかから来た外国人、見知らぬ人」という意味なので、あの世から見た場合に主人公がそういうことなのかなと。
描写の拾い方が上手いです。「センターラインは真っ直ぐ行き先を示しながら小刻みに揺れる。」というのが特に好みです。センターラインは確かにぐにゃぐにゃと曲がりますものね。読者を情景の中に連れてきやすい描写のチョイスだと思いました。逆に「白い膜が顔を覆う。」はおそらくエアバッグのことだと思うのですが、少し伝わりにくいかなと思います。
2018.04.28 20:05
小伏史央
@u17_uina
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良いですね。段落ごとに話の姿が変わり、面白く読みました。
表現としても最初の段落がとても好みです。照明灯やセンターラインが流れていく描写は絵的な見栄えもありますし、伝わりやすい。また「先行する車も対向車もな」いという叙述が深夜のもの寂しさを出しつつも、最後まで読んだ後にはまた違った意味の描写にもなっています。
「白い膜が顔を覆う」というのは最初、死体の顔にかける白い布のことだと思っていました。それだと「記憶の名残」があるのはどうなのか? と少しひっかかりがあったのですが、エアバッグだという感想を見て腑に落ちました。
最後の一文もまた、彷徨う魂の寂しさと、終わらない怖さとが感じられて、とても良かったです。
2018.05.09 02:26
和田島イサキ
@wdzm
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【感想というより個人的な読書メモです。作者様へのメッセージという形に整形してはおりませんので、不躾ですがご容赦ください】
・文章とその醸す雰囲気、好きなのだけれど、好きだけど、これ続き欲しいやつ……。
・ちょっと解釈に自信がないのだけれど、車に乗っている人のお話。結構大きな事故を起こした経験もあるのに、でも今なお走り続けている、という筋(と自分は読んだ)。この主人公はきっとこの先も「辿り着かない」どこかを目指して走り続けるんだろうな感。ハードでストイックな感じ。好き。
・でも自信がない。事故で死んでるのに彷徨い続ける幽霊の可能性もあるし、他に車がないことからして世界が滅んでいる可能性まである。そこが怖い。たぶんこの作品がどうこうとかでなくて、200文字というレギュレーションもあって、思考がショートショート的なオチを探そうとしてしまうせい。読み違えていたら申し訳ない。
2018.05.14 02:05
淡月悠生@創作
@palemoon_novel
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感想頂いたのでお返しにまいりました。
道路の情景が目に浮かぶようで、文章が染み渡ります。
救急車の中のようですが、焦燥より諦観も大きいのが語り手の状態を描写していると感じました。
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⤴
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描写の拾い方が上手いです。「センターラインは真っ直ぐ行き先を示しながら小刻みに揺れる。」というのが特に好みです。センターラインは確かにぐにゃぐにゃと曲がりますものね。読者を情景の中に連れてきやすい描写のチョイスだと思いました。逆に「白い膜が顔を覆う。」はおそらくエアバッグのことだと思うのですが、少し伝わりにくいかなと思います。