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ある日道行く散歩道で
ぱぴこ
投稿時刻 : 2018.04.04 01:30
字数 : 200
5
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コメント
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小さく綺麗にまとまったお話だなと思いました。猫を用いた日常の話なのですが、終盤にママという概念を持ち出すことで日常に生命や幸福が上塗りされていて、読後感がもう一段上質なものになりました。
子猫ではなく母猫に感謝を伝えたのが解釈が分かれそうですが、母猫が子猫を産んだのでこの出会いが生まれた、子供の愛しさを改めて教えてくれた、などの解釈をしました。
「三毛猫」「神社の境内」という言葉のチョイスがよく、とても情景が浮かんできます。
ただ細かい点なのですが、猫に対して「踵を返す」という言葉を選んだのがやや気になりました。猫は四足歩行かつ踵が接地していないのですが、私は「踵を返す」について「回れ右」に似たイメージを持っているので……。個人的な、という範囲かもしれませんし、本作も踵を返していることに違いはないのですが。
2018.04.28 20:08

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和む。それにとても器用な作品だと思います。母親という共通項を猫と「わたし」の間に打ち立てて、猫を追う物語が最後の一文で「わたし」の物語に転換しているところが、素晴らしいバランス感覚だと思います。オチとしても機能しているので、驚きがありました。猫に対して「先輩ママ」と呼ぶのも和ませる表現ですね。
2018.05.09 02:27

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【感想というより個人的な読書メモです。作者様へのメッセージという形に整形してはおりませんので、不躾ですがご容赦ください】
・和むお話。日常のほっとする一コマのような、でもちょっと不思議なお話のような。
・猫が好き。彼女の行動の理由(というか内心)については明かされておらず、想像するしかないのだけれど、自分は「我が子を自慢しつつ先輩風ビュービュー吹かしてる」といった風に勝手に想像して(作者の意図とは外れるかもしれないけれど)、そう思うととても可愛らしかったので。
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三毛猫でメスだと示唆している部分がシンプルな描写でいいですね。子育てを見て先輩と思うのも自然ですし無駄なく綺麗な作品でした。
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