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舞う桜
あち
投稿時刻 : 2018.04.05 02:14 最終更新 : 2018.04.06 13:22
字数 : 200
5
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コメント
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まず「桜の花と一緒に新しい世界へ飛び込ん行ったあの人。」の脱字ですよね。通常なら脱字なんて取り上げないのですが、この企画では非常に大きいと思います。実際は201文字ということですから。
お話はシンプルな恋のお話だと見ました。時期的には重なりがちとはいえ、桜が記憶のトリガーになってしまうのはしんどいだろうなあと思います。毎年決まって出ちゃいますから。突然の「地獄の釜」という語彙に少し驚きました。
本文「風に舞う桜の花」のタイトル「舞う桜」という抜き出し方はオシャレで好きです。
2018.04.28 20:13

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情景が綺麗。桜景色の中で、消えた「アナタ」を忘れられない「ボク」と、「もう忘れたら?」と言う「キミ」。短い中に人間関係が仕上がっていて面白いですね。
また、叙述も意味深。「桜の花と一緒に」おそらく何年か前の春に遠いところへ行ってしまった「アナタ」。しかし「地獄の釜で焼かれてもアナタを思えるのなら」と少し穏やかではない様子。「ボク」と「アナタ」だけが共有している何らかの薄暗いエピソードがあるのかも、と想像しました。
2018.05.09 02:28

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【感想というより個人的な読書メモです。作者様へのメッセージという形に整形してはおりませんので、不躾ですがご容赦ください】
・主題はきっと恋とか恋愛感情。好きなのは「ボク」「キミ」「アナタ」の三人が登場しているところ。
・書かれているのは「アナタ」のことを忘れられない「ボク」。「キミ」の内心は明らかにされていないけれど、でも「忘れたら?」と呼びかけるところからいろいろ想像してみたり。「キミ」の言葉は「ボク」の心をざわつかせるだけで、でもいま現在はその「キミ」と共にいる「ボク」。関係性を想像するのも楽しい。
・「アナタ」の飛び込んでいった先が気になる。「地獄の釜」という不穏な単語に、まるでもう二度と会えないかのような「ボク」の口ぶり。実は結構壮絶なお話なのかもしれない。というか、壮絶なお話なのだと想像した。いずれにせよそこも想像の余地というか、好きなところ。
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卒業のお話だと思って読みました。桜舞う中に取り残されている感じがして切なかったです。
2018.05.14 02:33

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初めて参加させていただきましたあちです。限られた文字数の中でどうお話を書いていくか?と考えた時、短歌を思い浮かべました。読んだ人がそれぞれに想像を膨らませて楽しむことができたら幸いです。本気で好きになった人の事はきっと一生忘れられないのだと思います。思い出しては苦しみ、その苦しみの中でしか得られない『何か』があるように思うのです。
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