主催 : ゆきな|根木珠



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ニーチェの穴
虫食いの穴
自分空洞説
A Hole New World
巌窟



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『A Hole New World』にコメント
2018.12.12 22:00

※ 作品のネタバレを含む
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本質を書こうとする小説は多いけれど実存を書く小説は珍しいなと思いながら読みました。
自分を食べたら小さくなるのではという疑問はさておき、閉じられた空間に名前がある面白さを考えさせられる優れた小説だと思いました。
不動産登記法上での建物の定義のひとつに、屋根や壁で外気を分断していることというのがあります。極端な言い方をすれば構造物で周囲を閉じて穴が存在するものが家屋で、穴がない家は家屋ではないと言えます。ものがものであるには穴が必要不可欠なのかと、そんなどうでもいいことを考えてしまうくらい、この小説には心地良い読後感がありました。読んで良かったです。

『ニーチェの穴』にコメント
2018.12.12 22:31

※ 作品のネタバレを含む
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世の中には解釈しか存在しないそうなので、適当に解釈しました笑
読んでいくと穴が鏡に思えてきました。鏡は自分が写るけど、何もない空間には誰も写らないし誰もが写り得るみたいな感じです。
そんな感覚で読み終えると、ニーチェと同じ数の人間を失った主人公が彼と同じ末路を辿る未来と、自分がニーチェであってはならないという恐れが鮮やかに伝わってきました。
いつも思いますが、感情が渦巻く模様を描写する巧さには感心します。物語の中で風速が変わる瞬間にドキドキします。風の使い手という称号を勝手に授けますので、また素晴らしい作品を読ませてください。

『虫食いの穴』にコメント
2018.12.12 22:44

※ 作品のネタバレを含む
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視線移動の気持ちよさと言いますか、文章の正確さが脳内にリアルな情景を作り上げます。それがふっとモニターに表示される虫食いを眺めている自分に気づき小説を読んでいる現実に戻されます。現実ではあるけれど、記述されているのはオカルトな非現実。この違和感が妙に感情を揺り動かし、作品が心に刻まれます。これは構成の巧さだと思います。10倍の文字数で読んでみたいなとなんとなく思いました。

『巌窟』にコメント
2018.12.23 01:21

※ 作品のネタバレを含む
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村上春樹のエッセイを思いおこさせるような文体が、物語をリアルにそして実在感をともなって浮き上がらせているように感じる。
郷愁を感じさせる、怖くて不思議な話でした。
正直、どストライクです。

『巌窟』返信コメント
2018.12.23 01:36

※ 作品のネタバレを含む
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チャット会お疲れ様でした。
いつも素晴らしい感想、どうもありがとうございます!
喜んでいただけて大変嬉しいです!

『巌窟』にコメント
2018.12.23 23:10

※ 作品のネタバレを含む
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洞窟といえば子供の頃に海へ行って岩場で遊んでいたら、やたら開口部が真っ黒に見える小さな洞窟がありました。近づいてみると全面に大量のフナムシがへばりついていました。そんな記憶がこの作品を読んでいて蘇りました。穴を塞がれて住処を失ったフナムシはどこに消えたのだろう。もしかしたらいまも自分の近くで夜な夜な走り回っているのではと、知覚できないものへの根源的な恐怖が漂いました。

『巌窟』返信コメント
2018.12.24 13:43

※ 作品のネタバレを含む
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まさか、コメントでパロディを書いてもらえるとは思いませんでした。しかも、面白い!
サイコーです!

票の集計期間 2018.12.07(金) 12時  ~  2018.12.14(金) 12時
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総括

おつかれさまでした。