◆ 一覧ページにコメントされました。
2015.04.12 00:04
皆さま、ご参加まことにありがとうございました!
投稿いただきました全作品に、お題の言葉が入っていることを確認いたしました。
制限時間の後も、投稿は可能となっております(集計対象からは外れますが、審査もされます)ので、時間に間に合わなかった、という方も、どうかお気になさらず、投稿していってくださるととても嬉しく思います。
よろしければ引き続き、審査と感想チャット会にもご参加くださいませ。
投稿していただいた作品は、結果発表後に作品集にまとめさせていただく予定でおりますが、その際にもし誤字等の修正をされたい場合は、
http://text-poi.net/trial/vote/61/
結果発表までに、↑こちらのページへ修正後の作品をご投稿ください。
◆ 一覧ページにコメントされました。
2015.04.12 00:11
◆ 一覧ページのコメントに返信されました。
2015.04.12 00:23
いつもご迷惑おかけしてすみません;;
ありがとうございます!
◆ 一覧ページのコメントに追記されました。
2015.04.12 00:25
だいたい誤字修正で制限時間を過ぎてますよね……。次からは気を付けます……。
第26回てきすとぽい杯、感想チャット会場はこちらです。
作品でご参加くださった作者さまも、感想・審査のみご参加の方も、どうぞお気軽に、感想・コメントにご参加くださいませ。
感想ページヘの感想も、ほぼ同時にこのチャット欄に表示されますので、まとまった感想は、そのまま作品の感想ページヘどうぞ!
感想時間の目安としまして、ひとつの作品につき10分程度を予定しております。
また、本日の終了予定は、日付の変わる0時頃です(話題が続きましたら、多少延長となる場合がございます)。
それでは、予定時間となりましたので感想チャット会を始めたいと思います。
お時間ございましたら、どうぞお気軽にご参加・ご記入ください!
いつもご参加ありがとうございます。
今回は、お題等々、いかがでしたか……?
なんか意外と難しい気がしました(いつも言ってる気がする)
地球 個分って使いそうで使わなそうな表現な気もして
東京ドームなど、建物に使われることが多い言葉かもしれませんねー。
まぁ東京ドームも日常会話で使うかと言うと微妙なんですけどね
作品を読ませていただいていても、すごく大きいものだったり、すごく小さいものだったり、サイズの表現が多様に登場する、不思議な作品が集まった回になったように思いました。
……今回は、私好みな、科学系知識ぶっ放しネタ作品が実に豊作で!
個人的にうはうはー。の回でしたっ ><
こうして見ますと、ぽい杯にご参加くださる作家の皆さんには、科学系の方やSF系の方が結構多いように思いますね。
初めまして、こんばんは。少しの間ですがお邪魔してもよろしいですか?
理系は多いような気もしますが、文系理系で考えれば半々ぐらいでも現実的な数字としては妥当かもしれませんね
朝比奈さん、ようこそ!
ご参加ありがとうございますー!
失礼いたしました……。
改めまして、朝比奈さん、ようこそ!
(生物系は分野にもよりますが意外と数学から逃げてきた人間も多いのです)
こちらでは、はじめましてになります。ラーさんです。こんばんは。
ラーさんも、ようこそ!
ご参加ありがとうございます!
茶屋さん、U.C.Oさん、てきすとぽいさん、こんばんは。
お二人は、てきすとぽい杯は初のご参加かと思いますが、いかがでしたでしょうか……?
茶屋さん、U.C.Oさん、朝比奈さん、てきすとぽいさん、こんばんはです。
短い時間で作るの久しぶりだったんで、結構たのしかったですね(誤字脱字多かったけど……)
ありがとうございますー。修正版のためにそちらを使わせていただきましたー。
みなさん短時間で相当な文字数を書かれていたので、ただただすごいなぁ、と思いました。書き慣れた方が本当に多い。
本当ですね。続けてご参加くださる方も多いのですが、毎回楽しませていただいております。
難しかったです(笑)
地球○個分という表現は言葉としては理解できても普段使うものでないので。
面白かったです。地球_個分と聞いて、東京ドームが思い浮かび、そこからどうしようか悩みましたー。
もう、ベタな話の流れでオチをつけようと、あんな話になりました 笑
……や、やはり難しかったですか! 申し訳ないですー。
(てきすとぽい杯は、「お題難しい!」とのご意見がたびたび噴出するイベントですので、どうぞご注意くださいませ……っ ><)
反対にどこからこんなお題が思い浮かぶのか聞いてみたい。そんなお題でした(笑)
(逆にストレートなお題が来たときに常連が困惑するイベント)
私は難しいお題ほど何か燃えるものがあるので 笑 ぜひまた突飛な難しいお題でやってくれって思ったりもしています
どこから……ええと、どこだったでしょうか……。
今回は、前回がストレートなものでしたので、何か極端なものを、と意識して、こうなった気がいたします。
> 突飛な難しいお題
はいっ、がんばります!(え)
お二人は、普段は小説家になろうで活動されているかと思いますが、そちらでもよく競作等されてらっしゃるのですか?
私は久しぶりに活動を再開したので、これが久しぶりの競作ですね。数年前にSF小説の競作企画に参加させていただいたことがあります
今回のストレート外しの変化球がカーブだったのか、背面投法だったのか、常連さんのコメントも欲しいところです(笑)
競作はほとんどしていないですが、ごくたまに交流ユーザーさん経由で参加しています。今回は本当にふらりと。
なるほど、そうでしたかー。
またお気が向きましたら、こちらの企画にもご参加いただけると嬉しいです!
時間があればなのですが、また参加させて頂きますー。そのときはまたどうぞよろしくお願いします。
いわゆるSETIの話です。とりあえず月の距離とか太陽の距離を地球換算したくて書いてみた果てに行きつきました。
どんどんどんどん大きくなるスケール感が、途中からストレートな愛の言葉になって、何というか詩の趣があるような、知識系愛の歌、みたいな感じがしました。
タイトル、ドイツ語になると何だかすごいかっけーなー!
木下さん、ようこそ!
よろしければ感想にご参加くださいませー。
今まで忙しくて読めなかったので、チャットしながら読まさせていただきます―!
出会いを求める旅っていいなあ、と思いました。タイトルの意味も分からぬまま読んだので、たぶん探査機なのだろうという推測で読み進めて、最後は頭の中でカッコいい男に擬人化されて楽しく読んでいました。
最後の二進数ってなにかメッセージが隠されていたのですか?
茶屋さんの作品、すごいです!
冒頭とかのこういう計算とかって、すぐできるものなんですか? それとも知識として入っているんですかね?
朝比奈さん初めましてー!
木下です。よろしくお願いしますー。
SF的な天文学的数字表現から、まだ見ぬ恋人を想う詩のように変わっていく流れがおもしろかったです。
そして読み終わると、ボイジャー2号は今どこを飛んでいるのか……と思いを馳せました。
木下さん、はじめましてこんばんは。ラーさんです。よろしくお願いします。
二進数はSETIプロジェクトの中で送信された二進数の1~10までの数字で特にメッセージが隠されていたわけではありません。計算は地球の直径でそれぞれの距離を割り算しただけです。多分楕円軌道で地球から近い距離と遠い距離でかなり誤差が出てるかもしれません。
確かに最後の暗号みたいなの気になりますねー。
個人的菜よ味方になりますが、宇宙人宛ての手紙と言いますか、まだ知らぬ宇宙に存在する生物との出会いを求めている感じが、素敵に思えました。
なるほどー。アレシボ・メッセージとか知らなかったので、ためになりました。ありがとうございます。
こういうのを即興で出せるアイデア、というか知識が凄いなあ……。
これはお題で遊びました。内容に特段意味はないです。
お題の空欄、確かに字数などの決まりはないんですが、まさか最初と最後、とはwww もう、その極端さだけで面白かったです!
物語は壮大なSFの予告編、って感じで、この先の展開が気になる……。
そんなお題の使い方があるのか、と発想の転換にやられました。最後のリーダーの名前に思わず笑いました。
これ思わず吹き出しちゃいますね! キティが自ら突然変異を求めた女の子って設定が面白いです!
犬子さんもやっておられたと思うんですけど、地球~で始まって、~個分に結ぶやり方を後で見て、その手があったか! と思いました。
犬子先輩とは薄々被りそうな気がするとは気がしつつ、やっぱりお題の遊び方が被っていました
この発想の自由さが素敵です。
あくまでも体重はりんご3個分なところがw
思い付いたネタで勢いで書きました。キャラクターは少し前に頭の中で設定だけ作ったものを初めてこの作品で登場させました。コメディを意識したんですけど、いかがでしたでしょうか? 笑っていただけたら幸いです。
春らしい爽やかさを感じる小説ですね。すごく青春の良さを感じました。
『地球~個分』のお題の消化の仕方も自然でしたし、今の季節と相まって、読後に晴れやかな気分になれました。
キャラ設定がすごく立っているというか、これ挿絵とかイラストで見たら、絵面がすごく楽しそう! お題をキーワードに、会話で遊んでる雰囲気が、何か楽しかったですー。ラブコメ、って感じで。
ゲラゲラ笑えるコメディーじゃなくて、くすりと笑えるような微笑ましさを私は感じました! こういうの好きです。
青春を感じさせる清々しい感じのラブコメで和やかな感じがして良かったです。季節にもあってる感じで。
ありがとうございます。くすりと笑って頂けたようで何よりです。ラノベなラブコメにできたらいいなあ、と作りながら思ったりもしたのですが、楽しんでいただけたようで良かったです。
読んでいて思ったんですけど、確かに東京ドーム~個分って表現されてもよくわかんないですよねー。テレビでもそういう表現がよくありますけど、視聴者にはあまり伝わんないですし。なんかそういうところに対するツッコミのような視点も面白かったです(笑)
地球一個分のカップラーメン(カップヌードルが100gなので地球の質量をカップヌードルで換算するとカップヌードル60×10^24個分)
女子二人のやりとりが楽しかったです。そして夢人くんはきっと振り回され系男子ですね。女子二名に毎日はさまれて振り回されている苦労人の姿が目に浮かびます。
さわやかな気持ちになりました。
さ、さすが茶屋さん!
私は理系まったくダメなので別の国の言語に聞こえます!(笑)
ですよね。昔から東京ドームで量られるたびに不思議に思っていたんですけど、まさかこんなところでネタとして使えるとは思ってもいませんでした。
ラーさん、その通りです。ちなみに、夢人くんは、振り回されつつもいつの間にか美味しい体験をちゃっかりするという裏設定つきです。
冒頭の東京ドームとか、何気なくみんなが共感できるようなネタを入れられる部分が巧いと思いました!
東京ドームってあんまり行く機会もないですし、どれくらい広いか知らべようってあんまり思わないですしね……。
そして普段はそこで止まるのに、ここぞという場面では自覚なくぐいぐいいっちゃうタイプですね、わかります(笑)
夢人くんは確かに草食系っぽい感じがしますねー。ラノベだったらハーレムを築けそうな才能も有りそうです。
てきすとぽい杯でシリーズ作品を書かれている方もいらっしゃるので、お気に入りのキャラクターさんでしたら、よろしければまたどうぞ!
(↑そろそろ宣伝過剰ではと気になり始めてもいる……。)
こんばんは。はじめましてになります、ラーさんです。よろしくお願いします。
話を切っちゃってすみませんー。二時間半で八千字はきつかったですー。
ハーレムを築いていくにつれ、愛香がイライラしていくという流れが楽しそうなので、また書くかも。夢人くん、ぐいぐいいくかもです。
大沢さん、こんばんは。初めまして、朝比奈です。よろしくお願いします。
ちょ、シリーズ化決定されてもまだその先なんも考えていないですよ、茶屋さん 笑
朝比奈さんとラーさんも参加されていますからねー。今月も厳しい戦いが予想されます・・・
ラーさん、朝比奈さん、こちらこそよろしくお願いします。茶屋さん、木下さん、くらげさん、割り込みすみません!
短歌企画面白そうですねー! 創作意欲がくすぐられますよー。
うわあ、ついにてきすとぽいさんまで……
でも、自分の作品でここまで盛り上がってくれるのもうれしいです。ご期待に添えるよう、頑張れたらですけど……
詩的に表現されていて好きでした。余計な描写や感情を書かずに、読者に色々と想像を委ねている書き方に惹かれます!
彼女の芝居がかった口調も、先生の気を引きたい感じが出ていてきゅんとする感じです。
最初に思いついた「地球百個分のビタミンC」ではどうにもならなかったので「地球百個分の愛」に変えて、昔書いた小説の合いそうなシチュエーションを思い返しながら突っ込み、会話の流れでシーンを組み立てたらこうなった、という感じです。短くて済みません。
短いんですけど、人物に空気感というか雰囲気があって、それぞれ発言の時にどういう表情をしているのかまで想像してみたくなるような、いい雰囲気がありました。何というか、好きな感じですー。
甘酸っぱい感じですねぇ。地球百個分の愛、どれくらいになるんだろう。
愛を感じさせるホルモン量とホルモンの元素量を地球における存在数に換算して云々
(ああ何だか感想になってない……何だろう、キャラクターが好きなのかな。)
二人の関係が気になるのと、この先がどうなるのか読みたくなる作品でした。屋上でこんな先生としばらく一緒にいたいです。あと、演劇部の顧問とかやってくれたら楽しそうです。
木下さん、ありがとうございます。
余計なものを書くだけの時間がなかったのがよかったのかも。
最後の三行は、「ああそうだせっかくだから地球もう一回使おうで」でてきました。
U.C.Oさん、ありがとうございます。
透明感は夕焼け効果だと思います!
美しいです。ただ、コーヒー罐に入れておいたシケモクはえらいことになりますから口に咥えると危険ですが(笑)
茶屋さん、朝比奈さん、実は作者も特に決めていない2人の関係。
白衣は単に夕焼けに映えるから着ています(笑)
そこはご想像にお任せを!
大沢さん。ああ、そこまで考えていなかった(笑)
捨てたのをくわえて大人ぶりたかったんです、少年は!
でも映像的に似合うからという理由で選ばれたって感覚、すごくわかります。
短い描写が繋れていって、映像がとても浮かびやすい文章でしたし。
ですよねー。昔吸っていましたけど、残ったコーヒー吸ってタールが染みだして(笑)高校時代に喫煙者とつきあうと親バレしやすいなあ、とかそんなことを遠い目で思い出しました。
私はコーヒーと煙草が苦手なので自分でも飲まないし吸わないんですが、高校時代は周りがよく吸っていましたね。格好を付けたい気持ちがあったんでしょうねー。
>短い描写が繋れていって、映像がとても浮かびやすい文章で>したし。
確かに。映像がとても浮かびやすくて、なんだか二人の表情がありありと想像できて楽しめました。
シーンを書くのが好きなので、そのあたりの調整に時間を使った感じです。だから短いです。
そうですよね。お洒落なプロモーションビデオを見ているような、そんな感覚を呼び起こす映像的な小説でした。こういうの好きですよ。
それではそろそろ、次の作品に参りたいと思いますー。
……少々遅い時間になってしまいましたので、明日ご用事のある方はどうぞお休みくださいませ。
お時間ある方は、もう少々お付き合いください! <(_ _)>
木下さん、よろしければ作品解説と、読者に質問等ありましたらお願いいたします!
地球百個分の殺意とラブレター。(木下季花)
http://text-poi.net/vote/93/13/
これはまず、また時間制限を破って迷惑をかけてしまって申し訳ないです……。本当に気を付けたいと思います。
そして誤字の多さと、『ビッグバン』を『ビックバン』って書いてしまう私の偏差値の低さが浮き彫りになった感じですね。。。
11時20までいろいろと思い浮かんだのを書いて、それでも全部納得おくものがかけなくて、3000文字と50分を無駄にし、色々と諦めながら書いたのが意外と綺麗にまとまったので投稿しました。
どこかメンヘラな女の子の一瞬の怒涛の感情の流れみたいなものが描写されているような感じがして素敵でした。
> 時間制限
誤字修正だけですので、どうぞあまりお気になさらずー!
茶屋さんありがとうございます。いつものメンヘラっぽいのが入った女の子です。
とりあえず「浮気するのは仕方ないけれどせめて隠せよ。絶対にばれないように隠せ!温室育ちのボンボンを相手にするならそのくらいは最低限の礼儀だろうが!?」と思いました。
物騒な言葉が、すごい愛の言葉のような気がしてくるから不思議です。木下さんの作品って、いつもこう、濃い、というか、文圧高い、というか。その文章のインパクトと、言葉の強さとか壮大さと、相対的な浮気のちっぽけさ、みたいなものが入り混じって、読んでいてくらくら、くらくらしました。
……こういう文章を書いてしまう主人公は、過去にもきっといろいろな経験とか、トラウマとか、そういうものがあったのではないかな、なんて、そんなことも想像してしまいます。
まず、文字の密度に圧倒されました。次に、次々とぶつけられる感情の言葉にたじろぎました。最後に、なんか末恐ろしいものを見てしまったような、なんというか最後まで圧倒されっぱなしでした。メンヘラっぽい、というより、正直さをぶつけられるキャラって感じに思いました
彼女の感情は地球百個分の愛なんだろうなと思いました。そしてその感情に対してままならない自分に対する自傷行為が浮気という形になって……。それでも彼が彼女を好きになったのは、この危うい精神のバランスであったから……とか、色々思いました。
>>大沢さん
優しくされたらコロッと靡いてしまうような女の子なんだと思います。だから温室育ちに甘えながら、それでも彼がいない時間に自分を愛してくれる人を求めたりとか、自分の欲望に従って生きている感じですかね。
でも個人的には、浮気するなら隠せよっていうのに共感派です!
そしてすみませんー。明日の予定があるのでこれにて失礼いたしますー。今日は楽しかったです。たくさんの御感想ありがとうございました。では、お先に失礼しますー。
朝比奈さん、遅くまでご参加ありがとうございました!
おやすみなさいませ、よい夢をー。
>>くらげさん
そう言っていただけると嬉しいです。でも、何と言うか自分の中では手癖の、いつもの感情に乗せたモノローグで書いてしまったので、全然ダメだなと言う感じです。
作者自身の抱える何かみたいなのも、もしかしたら反映しているかもしれません……(笑)モノローグだとそう言うの出やすいですから。
朝比奈さん
圧倒されたって言って頂けて嬉しいです! 浮気も包み隠さず告げるんですから正直ですよね(笑) ある意味、分かりやすくて付き合いやすいかもしれません。
ラーさん
そこまで考察して頂けるとは……!
彼も自分より弱い人と言うか、危うい人に対する庇護欲と、自分がいなければ何もできない癖にっていう、男としての尊厳みたいなのを抱えていたのかもしれません。
はい、それでは速やかに議事進行を。
あらすじです。
岬の突端に母親と共に暮らすユーリア。
十五歳の時に母親を亡くし、一人で暮らし始めたユーリアのもとを、旅の男たちが次々と訪れるようになる。男たちとの交わりを重ねるうち、一人の青年がやって来る。他の男たちとは違うその青年に恋したユーリアは、今まで一方的に犯されるだけだったのが、初めて自分から青年のベッドへと向かう。
翌朝、青年は今までの男たちと同じく姿を消す。家から走り出て裏手に向かうと、そこには既にこと切れた青年の亡骸が。あたりにはユーリアの「精華」である無数の草が生えていたのを片っ端から切り倒し、涙にくれるユーリア。
季節が過ぎ、一本だけ育った草に実った果嚢。その中には、ユーリアとあの青年の面影を宿した赤子が入っていた。
さりげないヒントとして、ギンリョウソウは腐生植物で、死骸に根付くといわれていました。
あと、ユーリアたちの繁殖行動はジガバチのイメージでしょうか。尤もあれは生きたままの芋虫に産卵しますが。
このやり方だと、無数の赤子が生まれてもいいはずですが、ユーリアは他の草を切り倒してしまった。そして同じくユーリアにも無数のきょうだいがいていいはずなのに、いない。最後、ユーリアの後ろ姿が母親そっくりだった、ということで、あとはご自由に、という感じです。
ファンタジックでどこか寓話的なようにも感じられました。なるほどジガバチ。
基本はホラー、でしょうか。
ホラーはやはり「哀しみ」がほしいなあ、と。怖いだけでは薄っぺらになるので。エロスもホラーとの親和性は高いですが、深みにはつながりませんので。
地球〇個分、を距離のメタファーとして、旅人、それを迎え入れる家、種族、というお題とのつながりでした。
何というか、いつもの大沢さんの文章とはちょっと雰囲気が違っていて、でもこの感じもまた思わせぶりですごく練られてる感じがして、面白かったです。……結局、引き抜いて相手を選ぶことができるのなら、逆らうことができないたくさんの交わりもただただ辛いばかりだなあと、何だか不思議な重みを感じる作品でした。
たぶん、子孫繁栄のために全て育てるのが前提なんですが、ユーリアの母親はそうしなかった。そして娘であるユーリアも、ということですね。
一箇所だけ変えていいなら、他は同じままでもうちょっと別の展開も可能だったな、と思います。
確かに西洋風と言うか、ファンタジー的な雰囲気があって驚きました。大沢さんのこの作品も読者に想像を委ねるような書き方がされていて、美しかったです。
それが屍骸に宿るのか、それともエネルギーを吸って屍骸にさせるのか。男の死を糧に子孫を繋いでいく、という家系が、確かにホラーですね。
望んだ相手と結ばれるためには殺さざるを得ない。そして種族として交わらないという選択肢もない。ユーリアの背中に哀しみを感じました。
そしてなにより、これだけ世界観のあるお話を一時間で書けるのが本当にすごい。私だったら3日はかかります(汗)
当日、入浴中に北の海に面した岬と、そこに住む金髪の少女が画像で浮かびました。あとは枠組みに従ってひたすら書き上げた、と言う。
ですから主人公の名前も、お風呂上りにネットで「ロシア-女性-名前」で検索して見つけました(笑)
そう言えば西欧風のお話を書くのは珍しいですね、今気付きました。
ロシアって、日本でも馴染みやすい名前がありますよね。フィギュアスケートでも、ロシアにユリア・リプニツカヤ選手がいますし。由利亜って名前の子は日本にもたくさんいるでしょうし。
その辺の感覚も小説を読みやすくさせているような気がします。
ちょっと儚げな語感が欲しくて、かなり探しました。あと、果嚢というのはその場で思いついた造語です。念のため。
ラーさん、ありがとうございます。自分の宿した生命を選ぶこと――誰であっても辛いですね。
あと、湧水で洗った肌が草のにおいがする、というのは一度、お試しください。試す機会があるかどうか分かりませんが。
……すっかり遅くなってしまいました、それでは本日はひとまず、これにて閉会とさせていただきたいと思います。
皆さま、深夜までご参加ありがとうございました!
語り足りない作品がありましたら、引き続きこのチャット欄や、作品ごとの感想ページをご使用くださいませ。
おつかれさまでしたー。
勉強になりました、ありがとうございます。
おやすみなさいませ!
お疲れ様です―!
色々な人と話せて楽しかったです!
皆さま、遅くまでのご参加ありがとうございました!
おやすみなさいませ、どうかよい週末を&よい夢を……!
※ 作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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恋をする男の子の気持ちが丁寧に描かれていて好きでした。
それと茶屋さんも仕掛けられていましたが、『地球~』から初めて長い文章を書いた後に『~個分』で結ぶというアイデアが秀逸で、とても驚かされました。
◆ 『愛を育てる』にコメントされました。
2015.04.19 22:29
※ 作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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まるで地球という存在を擬人化したような女の子と、そして大きくなる女の子を愛し続ける男の子の気持ちに心打たれました。愛を受けると大きくなるというワンアイデアが生かされていて、とても美しい小説だと感じました。あなたを育てようと言う男の子の決意、そして愛を込められた女の子が大地に注ぐ涙を零し、それに答えるというラストが素敵です。
女の子の涙が雨として流れるというのも綺麗な表現だなと感じました。
※ 作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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スモールサイズをわざわざ地球換算にしていて素敵です。やっぱりいろいろ計算したくなりますよね。
※ 作品の展開や結末に関する内容が含まれています。
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確かにシアノバクテリアは地球の環境を激変させて多くの嫌気細菌を絶滅に追いやったんですよね