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ずっと坂道を登り続けるって、私には天ではなく地獄にいるように感じるんですが……。幸福の感じ方は人それぞれということでしょうか。
主人公の幸福と「天」に対する考え・迷いはなんとなく分かったので、その考え・思いを抱いた主人公が坂道を登りながらどう変わっていくのかというのを見てみたいと思いました。だいぶ坂道を登っていたなら様々な形の「天」にも出会っていると思うので、その「天」の中で一つだけ取り上げて詳しく書いて主人公にどんな影響を与えたのかを書いてみても良かったのではないかという気もします。どんな「天」があったのか、というそっちの方が私は気になりました。
余談ですが、読んでいて「キノの旅」を思い出しました。