◆ 一覧ページにコメント
2020.04.18 23:50
皆さま、ご参加まことにありがとうございました!
制限時間の後も、投稿は可能となっております(集計対象からは外れますが、読者投票の対象となります)ので、時間に間に合わなかった、という方も、どうかお気になさらず、投稿していってくださるととても嬉しく思います。
よろしければ引き続き、作品投票と感想チャット会にもご参加くださいませ。
◆ 一覧ページにコメント
2020.04.19 00:05
◆ 一覧ページにコメント
2020.04.19 00:07
時間外投稿の作品は、集計時に順位対象外となりますので、投票の際は普通の作品と同じようにご投票ください。
※ 作品のネタバレを含む
[ コメントを表示 ]
これから何かが始まろうとしている所で終わっていますね。最近小説を書く仲間が少なくなり、インターネットを通して切磋琢磨していくしかないかなと思ってます。ただ、私のパソコンはネットに繋げないので。亜矢という登場人物がリアリティーがあって細部までよく描けていると思いました。私は会話が多くなる傾向があるのですが、その点地の文での描写もしっかりしていると感じました。作者自身がどれだけ女性とつきあったことがあるのか、作品を見る限りでは分かりませんが、私は四十代になってから女性と付き合う機会が増えました。それでももてるわけではありません。女性を描くのは大変です。この『ふたりのまち』では二人の女性が、特に亜矢がよく描けていると思います。題名が何故『ふたりのまち』なのかがよく分かりません。高円寺には昔住んでいたことがありますが、街の描写をもっと入れた方がいいですね。
第56回てきすとぽい杯、感想チャット会場はこちらです。
作品でご参加くださった作者さまも、感想・審査のみご参加の方も、どうぞお気軽に、感想・コメントにご参加くださいませ。
感想は作者さまのいらっしゃる作品を中心に、ひとつの作品につき10分程度を予定しております。
作者さまには、作品の解説や読者への質問のほか、自作品以外で最も気になった作品を挙げていただく予定です。
また今回は、作品の感想の合間に「物書き流 GWの過ごし方2020」と題しまして、今年のGWのご予定などをうかがってみたいと思います。
感想の合間に時間を設けてうかがいますので、どうぞご参加くださいませ。
本日の終了予定は、日付の変わる0時頃です(話題が続きましたら、多少延長となる場合がございます。明朝ご予定のある方は、感想の順番を調整いたしますのでどうぞお申し出ください)。
それでは、予定時間となりましたので感想チャット会を始めたいと思います。
お時間ございましたら、どうぞお気軽にご参加・ご記入ください!
浅黄さん、わにさん、ようこそ!
ご参加ありがとうございます!
whiteorcaさんも、ようこそ!
今日は初めての方が多くて、楽しみです。
くらげも参加中ですー。
何だか大変な時期ですが、皆さま体調などお変わりありませんか?
新型コロナが蔓延してますね。家族がかからないかと心配です。みなさんもお気を付けて。
感染や体調には、皆さま本当にお気をつけくださいね!
何と言っても、身体あっての創作ですから……。
ただ、何とも非日常感のあるこの時期に、小説や創作がどうなっていくのかな、と思う気持ちもどこかにありまして……。
作品を書かれる皆さま、現在の感覚としては、どんな感じでいらっしゃいますか?
正直そんなに変わってないかもですね
今後出る小説とか、映画とか、そういうのの変化があってから心理的な変化が出るかもなーって感じです
地震の時を思い出しますね。生きることが保証される→衣食住が意識される→その後。みたいな詳細は忘れましたけど。当時もそんな話が創作仲間の中で話題になったような。
私の住む山形は66人の感染報告ですが、それでもかなりピリピリしてます。心労とかもあります。遊びや趣味まで自粛なんていう空気は今はなさそうで、なんとか。あったらそれこそ10年以上、衰退しそうで。
私は作品自体への影響はないです。そのあたりは割り切って書いています。
書く人は貪欲に現在の状況をどう作品に活かすかを話題にしていたように記憶しています。最近はもう創作から離れてしまっていたので、彼らがどうしてるか分かりませんか。
確かに震災の時も、本当に非日常の日々が続きましたよね……。そう思うと、この新型コロナも、また何年か経てば過去の事になってくれるのかな、とも思えます(早くそうなってほしいものです)。
今は、作家さん達としては、取材や観察などの時期に当たるのかもしれませんね。
震災後に文芸誌でいくつかその話題を扱った作品がでましたよね。創作者というのは不謹慎といいますか、貪欲になんでもネタにする方が強いのかなと。今回のことは、今までも映画なんかでよく見る状況でしたが、実際体験すると不思議と静かですよね町が。
今回の作品でも、主題ではなくても新型コロナの話題に触れている作品があって、即興小説ならではのリアルタイム感を感じました。
ノンフィクションに近いフィクションもそうでないものも。私はそうでない、方で。あまり現実ばかりを見たら疲れてしまう!
あ、晴耕雨読ですね!笑
お題の「一年後」、今回ちょっと露骨なお題になってしまったかとも思うのですが(笑)、執筆されてみてはいかがでしたでしょう……?
私は「使っただけ」的なズルをしたのですが(笑 ですが、とてもいいお題ですね。時事であり変化が含まれる内容を求められるもので。
お題難しかったです。1時間15分で時間を描かなければならないので。ダブルで時間が気になるお題でした。
ありがとうございます……こんな時なので、皆で未来を考えたい、というような気持ちも少しあったように思います。
経過を意識せざるを得ないのは、作品の冒頭から結末までで、「変化させろ」という創作のある種の方法論的にはハマってる感じはしますね。
whiteorcaさん、難しかったですか……ちょっと抽象的過ぎたでしょうか?
そうそう、こういうご時世だとすぐにリアルタイムのものを目で追っちゃうんですけど、「一年後」ってお題で少し頭を換気できた感じがしました
確かに難易度は高かったですよね、書き終えられなかったし。。
今はご自宅で過ごしている方が増えている、ということもあるのかと思いますが、今回は本当にたくさん作品をお寄せいただいて、とても嬉しかったです。どの作品も面白く楽しませていただきました。
最近特に1年後がどうなってるか分からないなあと思う事が多いので、去年の自分が今の自分を予想できたかどうか。と考えるとできないだろうなあと。「儚さ」みたいなイメージを発想してしまいます。それを時間制限でまとめることができるのかどうかと(笑)
明日のことは考えても明後日になるとあやふやかもしれないです。一ヶ月先などはもう。
作者が終わってると主張すれば終わっているのだと思いましょう! 私は推敲不足すぎて何言ってるのか分からない文章を書いてしまいましたが。
地震の時よりもジワジワ来る死が身近になったというか。自分もいつ発症するか分からないですからね。地震の時もあったんですけど、創作を現実が越えてくるという、驚き。
まだ当面はこの状況が続きそうですが、何とか未来を思い描きつつ、皆で乗り切りたいですね!
……それでは、そろそろ作品の感想へと参りましょうかー。
物語に一年後要素を付け足した感じは否めないかと思いますが、朗読の性別によってショックを受ける、というのはあるだろうな、という思いを書きました。
あと、「存在の耐えられな軽さ」が好きです。その要素を入れられたらよかったですね笑
修正:「その要素を、もっと、入れられたらよかったですね」
一年後というワードを主軸に持ってこないでここまでかけるのはすごいなと。まずはそこですかね
あとは、「一年後、十年後」と書かれているので、なんだか一年後がすごく軽い感じの印象になるんですよね。途方も無い時間のなかでは一年後がすごくささやかに味われるというか
珈琲が美味しくなる、よい仕事!
面白かったです。現世で見付けられなければ、来世でも絶対に見付けられないだろうという、不思議な切実さ。一度出会ってるのだから、来世でも出会えそう、とも思えますが、それだと未来永劫、冒頭しか聞けなくなってしまうのかな……とか。考えてしまいます。
「存在の耐えられな軽さ」を読んでいないので、その要素は分からないのですが、視界を制限されても心に作用してくる声というものに関して、揺さぶられている感じがすごく感じられました。
お、とりあえずいい評価をいただきました。
一年後があまり絡まなかったのは、前々から「イデア」的なことを考えていて、「もし完全な形の声のイデアがあったら?」のような話を考えていました。ちょっと没になりそうだったので、大して考えていないながら、それを使いました。(解説で書けば良かった)
最初から使おうとは思ってなかったのですが、急に「何かしら年月が経てば探し求めていえる感が出る」と思ったのです。
永劫回帰の考えだと、絶対に会えないか、会い続けるか、どちらかなんですよね笑
whiteorcaさん
要素は永劫回帰だけで、知っていたらおもしろいかも?という一押しがあればよかったかな……なんて。
揺さぶられている感。ありがとうございます。
(チャット会はよい。普段は追加説明できないのに、この場ではできる)
読者に質問/読者から質問、などありましたら、どうぞ!
たくさんの断片的な何かをまとめて創作をしたいことはありますよね。それらが消化できず伝わっているのか知りたくなるような。無意識に書いてしまうことも多々ありますが。
主人公の男性が結婚してるのって何か理由ありますか?あったら教えてください〜!
読者に届いているのか、不安ですね。
結婚している理由は、技術的な面からいうと、「誰かがそばにいないとこれはなしえないのでは?」とか「恋人が隣にいた方が話が盛れるのでは?」とかですね。つまらない理由ですが、理解あるパートナー感があればもっとよかったかもしれません。
件の女性が見つかった後の、嫁の扱いが気になるところではあります。
結婚していることによって、「恋」とは違う何かなのかな、という印象を受けた気がします。
……奥さんに対しては、少し不誠実感というか、一途じゃない印象にはなってしまったかもですが。
質問ありがとうございます!
声の主が見つかったらですか……どうなんでしょうねえ。この短いなかでは続きが思い描けるようには表現しきれなかったかもしれません、
っていうか、来世のことを思い過ぎて、現世の奥さんに未練が薄そうな印象はありますね!
繰り返しあの声の主に会うことばかり考えているなんて!
『存在の耐えられない軽さ』のあらすじを見てきましたが、そいった浮気症なところも意識していらっしゃるのかもしれませんね(笑)
住谷さん、ようこそ!
わにさん作品の感想から、ご参加くださいませー。
私はもともと特殊な感じの一期一会みたいなのが好きで、「え、どうしてこの二人が?!」みたいな二人が妙に仲良くて、的なものを書きがち、というのが前提としてあります
一年後、って聞いて、まずは「誰かと誰かが変な偶然から出会って、仲良くなるけど、結局その関係はすごく儚いので一年後なんて遠い先にはもう他人になっている」というのが書きたくなりましてですね
そうでーす!みなさんも次回からテキストライブ、どうです?
それで結局、男子校育ちの受験生と、風俗嬢という組み合わせでお話を書いてみました
そんなかんじです!
開催当日、ライブをちらちら拝見させていただいておりましたが、徐々に文章が増えていく過程とか、消して書き直したりするのがその場で拝見できるというのは、とても面白い体験でした!
書くの早いですよね。ちゃんとアイディア出しからしててすごいなと。
>ねこさん
アーカイブをご覧いただくとわかると思うのですが、PC上でテキストをモリモリ書くのをライブ配信してくれるサービスがあるんですよ
私はPC外で叩いているので。でも、参加してくれそうな人はいますね。
とてもよかったです。
なんとなく流れていっている現在だけど、実は同じではいられないという不安感を二人の立場から描く、とても青春感がありました。また会えるのかな? ……いや、青春の過ぎ去る一ページなのかな。と読後感です。
リュックのチャックというのが場違い感もなくて、自然な流れでいいですね。「ハンカチを落としましたよ」とは比べものにならないいい表現です。
わにさんのいう事、わかります。どうしてこの二人がしりあい?と思うようなあまりに違う世界の人と友達だったりするのって、そういう人がいたらうらやましいし、そういう人がいる人が急に素敵に見えたりします。
ふしぎな組み合わせなのもよかったです。作品に張りがあります。
お互いがすごく大人、というか、なんでも知ってるように見えたりもしていいんですよね〜。
>お互いがすごく大人、というか、なんでも知ってるように見えたりもしていいんですよね〜。
本当に!
わにさんの作品も、とても面白かったです。一年後を真剣に考える、人生の分岐点に立つ受験生の今、が、全然違う世界を生きる彼女と並んでいると、こう、お互いが際立つ感じで。
え、これ未完なのですか? 完成度高いなーと思ってた……。
そうだ、未完だとは思わなかったんですよ。ここの突き放し感はよかったなーと思ってましたよ。
途中の「僕の「つまんないいつもの」人生のほうはと言うと、」のあたりを加筆していたので、時の流れが変になっちゃってるんですよ。理樹くんは話してたはずなのに立っちゃってるしで。
そうですね終わっていないようにはあまり思えなかったです。
学生も、風俗の女の子も会いながら、話を聞きながら
でもそれは、鏡のように自分に会っているような時間なのかなと思いました。
これ、加筆修正して1万字くらいのお話にする予定です。その際また読んでいただけると嬉しいです!
>鏡のように自分に会っているような時間
そうですそうです!わかっていただけてありがたい。
どちらも悩みや、近況を話していますが
それに対して肯定も否定もなく。
彼女は、男の子に会った瞬間に生みたかったのだと気が付きます。まったく他人なのにね。
そういう関係はありそうでなかなか出会えない相手なので
うらやましいです。
風俗嬢の取扱ってすごく画一的になりやすい印象があるので、ドラマを作りやすい反面、そこから抜け出すのに力がいるという。そこに受験生をぶつけることとお題消化に対応していることで、風俗嬢を上手く描けたのかなと思います。
たしかにたしかに。私も風俗嬢さんは単体では出さないですね。
……それでは、ここで作品の感想を一旦中断しまして、本日のチャットテーマ「物書き流 GWの過ごし方2020」を、皆さまにうかがってみたいと思います。
創作や読書の予定、おすすめの長編、今の時期ならではの休日の過ごし方などなど、書ける範囲でどうぞ自由にご記入くださいませ。
はちゃめちゃに積ん読があるのでGWはそれの消化ですね。
創作の方は、文藝マガジン文戯11巻頭企画「あの世」に出す小説を書きます。まだちょっとしかできてない。てきすとぽいさんで公募になってますので、どうぞご参加ください(非公式営業)
私はあまり読書をしない方でして、映画なんかは見たいなあっと思います。小説に関しては書く方に比重が大きいかな。それでも創作自体年単位でぽつぽつとしかやらないようになってしまいました。あの世、お題がまたどうステレオタイプから抜けるかが難しく、参加したい気はあるのですが悩みます。
読書はちょっと買いそびれた感があるので、倉庫に眠っている古い文学全集を広げたり枕にしたりを考えています。
くらげは、ツレが借してくれた「三体」を読む予定です。
ツレが先日から、感想を言いたくて言いたくて仕方ない顔をしてるので、早く読まないとー。
映画にいけないのが辛いです。
なのでDVDとか見てます。
ステレオタイプでもそうでなくても、いい味のあるくせが出るものですよ。思いついたらぜひ。
最近映画の「きみの鳥はうたえる」を見まして、佐藤泰志の、まあ映画だけなんですけど、函館三部作が好きでした。「佐藤泰志」は小説ではラストが違うらしく、こっちはちまちま読んでますね。
ぶっ壊れそうでギリギリなんだけど、なんか平気な感じで生きてるというか、儚い感じが好きでそういう作品は気になります。
思いついたら参加してみたいですね。みなさん10枚くらい書くのかな。そこのみにて光輝くは池脇千鶴良かったですね。オーバーフェンスのオダギリジョーと蒼井優もいいですよ。
ご予定や作品の紹介、ありがとうございます!
今年は遠出などあまりできなくて、自宅中心の連休になりそうですが、どうか皆さま、充実したGWをお過ごしください。
生々しさが半端なくて好きだけど嫌いみたいな矛盾な気分になりました。
前々からこちらのサイトは知っていたのですが、創作から1年くらい遠ざかっていたので、書こうと思って席についたら1年後というお題に負けそうになりながら書きました。私は1行目から先を考えずに書いてしまうタイプなので、主人公がストーカーっぽいなと思いつつ、どうしようと(笑)
出てくる女性はとりあえず、実在してる方をモデルにしながら乗り切ったという感じですね。やはり常日頃から考えていることとかが出てきます。十年もメールを送りつける男性の気持ち悪さは大丈夫でしたでしょうか。
後は、文章がどうも捻れるというかそういう癖がありまして、イメージ先行で書いてしまうので、かなり読みにくかったのではないかと思っております。
最初に読んだときは「メールに返事が返ってこなかったらエラーメッセージが返ってくるのでは?」と思ってましたが、九年というのと、さきほど読み直して、なるほど、と思いました。その九年のなかで失われたものを諦められなくて、未来が近づいてきて、もしかして心の決着をつけるのだろうか、と。複雑な心情を感じられました。とてもよかったです。このタイプの男は多いと思うので、男は共感するかも……?
10年もメールを送る男を気持ち悪いとかストーカーとは私は思わなかったですが、どうして送ってしまうのかとても知りたいと思いました。
シーンは濃密で、温度感がありながらも、「ガワ」だけがあるというか、この男性の本心みたいなドロドロしたものが見えなかったのでもどかしかったですね。
情熱と、生活は、別、というか。たぶんもう答えは決めていて、激しく悩んだり後悔したりもしないのだろうけれど、それでもずっと迷い続ける、というか。心の中の、割り切れない気持ちが大きくて、どこか落ち着かないながら人生が続いていく感じが、人の気持ちのリアルと言う気もして、面白かったです。
この男性は誕生日以外に朋美さんを思い出すのだろうかとか。
エラーメールの返ってこないキャリアメールというのがあるようです。メール相手のことは「好き」では無かったのかもしれませんね。1年後というのが、「未来」という印象で書いていました。
メール、年に1回ならストーカーにはならないと思いますが、10年続けるって、なかなか結構な思い入れの強さですよねぇ……。
くらげさんの感想が素晴らしい、いいたいことをいってくれた。
思い出は蘇ってきてそのたびに懐かしくなり手を伸ばしてしまうけれどもう届かないと思って、とりあえずできること、梨の礫でもしてしてやって、一応、心の区切りをつける、と思ってました。
どうして送ってしまうのか。未練でしょうね。創作に関してのイメージの集約というか。そういうものでもあるような。
「ガワ」だけ、そうかもしれませんね。本心か、10年一昔といいますから、1年後に10年を向かえて終わりにするというか。心の区切りはつくのかどうか。難しいですね。相手が変わりつつもどこか相手を正視していないというか。私が10年と言っているので問題ないですよ(笑)
別れに未練はつきものかもしれませんが、別れられた側の気持ちはいつまでも決着がつかないこともあります。「はい、終わり!」っていったのは相手だったり、本文のような場合だったり。
タイトルのふたりのまちは、どっちとのふたりのまちなのか。とか考えてみる。
何も無い、どうでもいいような、本来主人公にならないような人だったり、多少厭世的な人を書きたいのが私なので、そういう曖昧な感じになってしまいます。物語を引き受けられていないのかもしれないという作者の迷いもいつもありますね。
ふたりというのが、どう切るのかもありますね。女二人なのか、どちらか一人と自分なのか。作者として甘いのかもしれないなあと。曖昧なものを曖昧に書くのは良くないのかなあ。
なるほど、女性二人……それは考えてみませんでした。
どちらかの女性と、主人公のことかとばかり。
>曖昧なものを曖昧に書くのは良くないのかなあ
二重に取れてどちらもOKならばいいのではないでしょうか。
あいまいなもの好きです。(笑)
どちらともとれる曖昧さをどっちかなと考えるの好き。
ありがとうございます。終わって行くことと始まることを意識はしましたが、実在の人物をモデルにしているので、なかなか作者としては重いものがあります(笑)
皆さんは実在の人物をモデルにすることはありますか? その人への感情も込みで作品の中に落とし込むような。
実在の人物はなかなかないですね。
改めて考えてみると、逆にわたしは何を参考にキャラクターを錬成してるんだろう?とは思います(笑)
たまに言葉遣いを似せたりします。仕草なども。部分的に使うのは、やはり経験して見てきたものが圧倒的に使えると思います。
私はあります。よくあります。知り合いの話も使っちゃいます。もちろん盛り盛りするし違う展開にもしますけど。
エピソードとして使った場合、感情はやはり自分に近いように思います。
なるほど。私もいつもモデルがいるわけでもないんですが、実在の人を持ってくると生きている感じがするような気がします。ちゃんとプロットとかキャラ表とか作りながら創作すればそれも上手く消化できるんでしょうけど。
それでは続きまして、住谷さん、
今回は作品のご参加はなかったのですが、よろしければ住谷さんの今回お気に入りの作品と、その感想をご紹介ください!
そうですねー。気になったのは いつかの夏の人の夢、君の最後 毎年の憂鬱 一年後 かな。
いつかの夏の人の夢 が、よくわからないというか。私的にはSF的だったのですが。
別れの時に僕に会いに来てくれる?といいながら
なんか心の持ちようが女っぽいのに、一年後 体は立派な男性に成長したようだし。またそれを恥じて? 会いにいけなかったのか風な終わり方だったので
かってにこれは、もしや萩尾望都ふうな、ある年齢から変態するタイプの人達で この僕は まだ性別不明の状態で、タビのために女の子になりたかったけど 男になっちゃったという悲恋ものなのでは?と思ったり。
というわけでいろいろ想像力を掻き立ててくれたので いつかの…が一押しです。
もしよろしければ皆さまも、今回お気に入りの作品を、一言感想付きでご紹介くださいませー。
「君の最後」は、主人公の気持ちはずーっと凪いでいるのに、その「凪いでいる」ことこそが状況とどんどん乖離を起こしていく、というところが小説としての良さ全開って感じでとてもよかったですね
(リンクも付けてくださって、ありがとうございます!)
「毎年の憂鬱」が海から上がってくるのが親類なのか元彼なのか、ひょうひょうとしていながら、痺れるほどの押さえながらの感情の表現が素晴らしいと思いました。
「願いを。」は文章が流れるようで、機械的なところが素敵ですね。機械視点からの未来の取扱も良い。
「ダンシン、ツイスティン 31536000 ウィズ セコンドハンド, サードハンド それとブルー」もなんとも言えない迫力が好きです。
せっかく参加されたのであれば、全作品でなにがしかのお話ができれば良かったのですが。みなさん忙しいのかも。
今回、参加が多かったので、感想戦も賑やかになるかと思ってましたが意外ですよね。
なかなか、全作品分の感想の時間が取れなくて、申し訳ありません……。
もしよろしければ、この後、感想欄をご活用くださいませ。
そうですね。感想欄に不躾に感想していいのか、皆さんあんまり感想を入れないものなのか。初参加なのでわからず(笑)
今回は書かれなかったですね、私も書いてませんけれども。
感想は、開催回によって、多かったり少なかったりする印象です。ご参加の皆さまの、時間的な余裕や、感想がお好きな方・そうでもない方がいらっしゃる気がいたしますが、どうぞ、感想を書きたくなったら、ご自由にご記入くださいませ。
本日は予定時間をだいぶオーバーしてしまいました、今夜のチャット会はそろそろ閉会とさせていただきたいと思います。
皆さま、遅くまでお付き合いくださってありがとうございました!
こちらのチャット欄、および、作品ごとの感想ページへは、引き続きご自由にご記入くださいませ。
なるほど。時間制限があるから、そこ突っ込んでも悪いかなとか。考えて書けませんでした。今日は楽しかったです。ありがとうございました!
みなさんの作品改めて読ませていただきます。ありがとうございました〜
作品投票期間は、日付変わりまして、本日24日(日)の夜24時までとなります。
ぜひ投票にもご参加ください!
ひさびさに創作している方とお話でして良かったです! またタイミングが合えば参加したいと思います。おやすみなさい!
皆さん、ありがとうございました!
今日もいろいろお話聞けて、楽しかったですー。
皆さま、ご参加ありがとうございました!
どうか、身体と心と両方の健康を大事にお過ごしください。
おやすみなさいませ、よい週末を&よい夢を……。
※ 作品のネタバレを含む
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詩情が素晴らしく良い。何かの弔いであり、そこには置いてきぼりになった何かがあるように思えた。一年後が来るのは「あたし」だけで、もしかしたら死者のように思える人影は、父親なのか元カレなのか、「そいつ」にはもう一年後は来ないのかもしれない。「あたし」という女性的な一人称の上に、多少乱暴な文章を重ねてくるところが、また主人公の心持ち、その対象への甘えさえも上手く表現していると思われる。未来というのは否が応でも「進む」ということで、進むことは、進まない存在とは相容れない。置いてきぼりになった側が、置いて行かなければならないという役割の交代。置いてきぼりになったからこそ、置いてはいけない。そういった物がとても良く書かれていた。晴れ着のままあぐらなどの細部も、関係性の表現には秀逸。
◆ 『願いを。』にコメント
2020.04.26 01:24
※ 作品のネタバレを含む
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理知的な文章であるという印象。語り手が機械であるからこその空気感である。水琴窟と想いの部分が秀逸で、この文章が全体を覆う。お題の「1年後」というのを、この先の未来として捉え、時間の経過をSF的に消化しつつも、人間出会った頃と現在の機械の自分のズレなどを書き込むというというのが、機械を語り手にしながらも感情を描くという点で良かった。
◆ 『横顔』にコメント
2020.04.26 01:42
※ 作品のネタバレを含む
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とても清潔な主人公である受験生の視点と、そこに絡める風俗嬢、そんな対比が、純粋さという点で一致するという構成になっているように思える。恋心なのか、自分の世界との「境界線」を飛び越えられない自分へのふがいなさへの思いなのか、泣いているようにも見える終わりが良い。そういった純粋だからこその、抱え切れ無さ。迷いの萌芽という物を捕まえようとしている作品だと感じた。他愛無いことでも世界が崩壊するほど正面から受け止めてしまえる頃をもう忘れてしまった側からすると、これはもしかしたら初恋なのかもしれないとも想う。自らも気づかないままに、心の動きを持て余してしまうというあの年代特有の。明希が振り切っていくひとつの理由に、理樹が意識しないままに変わって行くことを見るという。明希がウエットになっていないところと、ひらがな多めでしゃべるところが、少し先に行ってしまっている未来の、どこか希望のようにも思えた。
※ 作品のネタバレを含む
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コメディタッチの構成で、オチを予想させない流れが面白い。タイムマシンという時間を操ろうとする小道具を使うのはなかなか難易度が高いと想うので、チャレンジしたところも良かったと思う。しかし、この人毎年1年前に戻り続けるのかな(笑)。
※ 作品のネタバレを含む
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旅と街の擬人化なのかと思う。変わって行く時間を成長で表現しようとしているところに好感が持てる。出会いと別れと、街を訪れる変わらない旅人と、日々変わって行く街並み。淡い色で塗られた景色を見ているようで、そこに、止められない時間の残酷さを感じる。髪の毛の先は恐らくタビと会った頃の自分。それを切り離すことができなかったが、それ以外が変わり続け、髪の毛を抱え続けることが自分を異質だと思わせる原因となる。タビとの訣別がせつない。
※ 作品のネタバレを含む
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1年は31536000秒。孤独な人物の幾許かの時を描いている。自身の内側に向かう意識の集約と内側に向かう重力に抗い続ける両足。立ち上がりながら生きていることを全身で感じるということが、エネルギッシュに書かれていて、とても良いと思った。読み手の感情を揺さぶることに成功していると感じた。鬱屈からの脱出を身体の器官の動きと踊っているという世界への、閉塞した世界への反逆。そういった力強さの印象が好きだ。
※ 作品のネタバレを含む
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視力を失って世界から切り離されている気がすること、そう言ったものが声という耳から入ってくる世界の情報に縋っていくということについて上手く書かれていると思った。妻に対して淡泊に思えるような、助手としての扱いのようにも思える部分と声の主に対する情熱の差がありすぎて、妻はどういう感情なのかなど気になったりはする部分もある。しかし、視界を失いともすれば絶望してしまうかもしれない中で、光となった声を探すのは生きること、生き続けることの原動力である希望であるからこそ、これでいいのかもしれない。もう一度声を聞くことだけを切望する主人公であり、それが一人称で描かれる訳だから。多少の違和感があるほうが、物語が刺さるのかもしれない。
※ 作品のネタバレを含む
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夜、深夜に読む。小さい命に対しての思いがストレートに書かれている。お題の1年後の消化を成長の早い小さい命へ託した作品となっている。光の扱いと、優しさが、染み込むようにゆっくりと書かれいる。やわらかな毛布にくるまれた感覚が上手く表現できていて、夜から朝になる雰囲気も良かった。
※ 作品のネタバレを含む
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桜と蝶に生まれ変わるという浪漫がとても良い。なんども出会うが、それはとても儚い春の季節。過去からの思いや再びの出会いを喜ぶ気持ち、それが、「腕を持たない」という部分に集約されていくところが良い。言葉ではく、感情を交わすという、それが愛であることが二人にだけ分かるという。この切ない美学が特に良かった。
◆ 『君の最後』にコメント
2020.04.26 02:30
※ 作品のネタバレを含む
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子どもに対する感覚はとてもリアルな質感があると思う。赤子を形容する言葉の選択が芋虫などと、語り手の感情を上手く表現している。冒頭に描かれる食べない部位で呼ばれるということと、結末の「どこだろう」がブラックに感じられて、素直に怖い。生まれていくものの違和感と気持ち悪さは、どこかあるものだろうとは思うが、ここまで正面から描いてくるのはとても確信的な企みを感じずにはいられない。女という性が感じる感覚なのだろうか。出荷という表現が、また面白い。
※ 作品のネタバレを含む
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とても生々しい感情の動きかと思う。そういった恋への落下を面白く読んだ。特殊なことを描きながら普遍を描き出すというのが小説かもしれないが、これはそう言った堅苦しいことを言わずとも、生々しく描くことができていると感じられて良かった。また、1年後というお題の消化に関して、関係性の一時的な復活と終焉を予測させることで、どうにもならない感情に突き動かされる表現も上手かった。おしゃれは武装であるというのも、シーンを描いていながら、シーンの前段からの感情も表現できている。全体的にかわいいと思った。
◆ 『アイノウ』にコメント
2020.04.26 02:47
※ 作品のネタバレを含む
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世界観の構築と、色の出し方は素晴らしい。乾いた世界が眼前に迫ってくるようだ。語り手の存在が生物なのか非生物なのか、ラストのファイル名で分からなくなったのが、気になるところではある。小道具の存在なんかが、世界の方向性を上手く演出していると感じた。壊れたロボットの哀愁が良い。
※ 作品のネタバレを含む
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二人称で進む物語と、時間の経過などのギミックがとても怖い印象。帰るところが無いままに、さらに帰るところを通り過ぎていくという。誰も待っていない世界にまで行ってしまうというところが救いがないように思えた。自分の居た時間を通り過ぎると自分の姿かたちを無くすという発想は面白い。
◆ 『一年』にコメント
2020.04.26 03:20
※ 作品のネタバレを含む
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思考が少しズレている語り手が、オチに向かう様が面白い。時間が過ぎているので、あえて必要が無いのかもしれないが、「一年後」のお題消化が無かったのが気になるところではある。作品は、童話的な文体で書かれているのに、一年眠り続ける薬を買おうとしたり、穴を掘ろうとしたり、文体の甘さとまるで逆のことをする語り手の対比が面白かった。こういう作品は好きだ。
※ 作品のネタバレを含む
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感想ありがとうございます。インターネットを通じて切磋琢磨してける時代ですね。女性の件、街の件、アドバイスありがとうございます。
◆ 『一年』にコメント
2020.04.27 07:48
whiteorcaさん、気づいた時間が遅くて締め切り時間も勘違い、お題未消化(なんと、ご指摘で気が付きました)という自分の残念さですが、温かい感想を頂き、有難うございます。
たぶん時間が十分あっても、皆さんのようなきっちりとした物語が書けたかというと全く自信がありません。今回の皆さんの完成度、凄いです。すっかり打ちのめされています。
日々、独り芝居の台詞みたいなのを妄想するのが好きなので、今回はこんな形で参加させて頂きました。
日頃は書き物を「いい話」にまとめる方が多いので、ちょっとストレスたまって「黒なずな」状態かもしれません(笑)頂いた最後の最後の一文で癒されました。有難うございます。
◆ 『一年』に追記コメント
2020.04.27 08:12
頂いた「最後の最後の」一文ではなく「頂いた感想の最後の」のつもりでした。スミマセン。
制限時間の後も、投稿は可能となっております(集計対象からは外れますが、読者投票の対象となります)ので、時間に間に合わなかった、という方も、どうかお気になさらず、投稿していってくださるととても嬉しく思います。
よろしければ引き続き、作品投票と感想チャット会にもご参加くださいませ。