犬子蓮木
@sleeping_husky

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エントリー作品
◆第76回 てきすとぽい杯
君の言葉は響かない(1421字)投稿時刻 : 2024.10.19 23:13
 ある星に大勢の人が住んでいた。
 ある星にひとりが住んでいた。 ...
◆第75回 てきすとぽい杯
異世界転生してスキルをもらい王様になったとさ(2325字)
投稿時刻 : 2024.04.13 23:36最終更新 : 2024.04.13 23:38
 10円玉を拾った。
 その瞬間、トラックに轢かれた。 ...
◆第74回 てきすとぽい杯
鬼取物語(2136字)投稿時刻 : 2023.08.19 23:28
 むかし、むかし、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
 おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。 ...
◆第73回 てきすとぽい杯
静かな美術館(1498字)投稿時刻 : 2023.02.18 23:21
 美術館に来ていた。
 静かな空間、多くの絵が飾られている。人の数はそれなり。 ...
◆第72回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
夢の住人、現の住人(2217字)投稿時刻 : 2022.12.10 22:58
 私はたくさん眠らなければならない。
 私がたくさん眠りたいわけではなく、体が要求している。 ...
◆第72回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
ノーネーム・リレー(2316字)投稿時刻 : 2022.12.10 23:55
 強力なドラゴンと戦っていた。
 僕らは魔法使いと戦士、ふたりだけのパーティで、世界を支配しようとする魔王...
◆第71回 てきすとぽい杯
Inner beautiful(2564字)投稿時刻 : 2022.10.15 23:36最終更新 : 2022.10.15 23:39
 わたしは探偵だ。
 でも外を出歩いたりはしない。 ...
◆第70回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
ドドドドンブッブーのガチャガチャクルクル(1000字)
投稿時刻 : 2022.08.14 01:55
「おかえりなさいませ、ご主人さま」
 メイド服のゴールデンレトリーバーが言う。 ...
◆第69回 てきすとぽい杯
サンプル数:1(1909字)投稿時刻 : 2022.06.18 23:21
 ずっと怨んでいる人間がいた。
 僕の大切なものを奪ったやつだ。 ...
◆第68回 てきすとぽい杯
幻想教室(1112字)投稿時刻 : 2022.04.16 23:37
 卒業。
 それぞれの道に進んでいく。 ...
◆第67回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動10周年記念〉
人の卵 - humans egg -(2291字)投稿時刻 : 2022.02.19 23:22
 ずっと昔、人間は人間のお腹から生まれていたらしい。今の時代のわたしらからすると、鬼ヶ島に鬼がいて、桃から生まれた桃太郎が実在していましたと言われるよう...
◆第66回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
ピースフルコルドウォーフォーエバー(1016字)
投稿時刻 : 2021.12.11 23:58
 小さき者たちが世界を支配しようと蠢いていました。
 この者たちは人間を憎んでいたりはしませんでした。ただ、人間と同じく、本能...
◆第66回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
でかい妖精(2029字)投稿時刻 : 2021.12.11 23:38
 あるところにとてもでかい妖精がいました。でかい妖精はでかいです。大きさで言えばガンダム(18メートル、4階建てのビル)ぐらいあります。 ...
◆第65回 てきすとぽい杯
寝坊は地球を救う(782字)投稿時刻 : 2021.10.16 23:42
 寝坊した。
 本当はもっとはやく起きなければいけなかったのにもう太陽が高くのぼってしま...
◆第64回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
おまえは永遠に寝ていればいいさ(1000字)
投稿時刻 : 2021.08.21 23:49
 ドラえもん色の猫を撫でていた。
 撫でているとドラミちゃんの色に変わっていった。 ...
◆第63回 てきすとぽい杯
パワーオブフォー(1485字)投稿時刻 : 2021.06.19 23:36
 すいている電車に、高校生が4人乗っていた。男子が2人、女子が2人。この車両には他に乗客がいない。地方の夕方の電車だった。4人は皆、席に座っている。ひとつ...
◆第62回 てきすとぽい杯
青春スパイダーウェブ(2280字)投稿時刻 : 2021.04.17 23:35
『この手紙は最後まで読まないでください。続きは話が済んでからお願いします』
 高校。授業が終わり帰ろうとした紀平馬音が下駄箱をあけると手紙が入っていた...
◆第61回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動9周年記念〉
つらつらめんめん(874字)投稿時刻 : 2021.02.13 23:31
 顔がなかった。
 目がなく、口もない。鼻もなく、シワもない。つるりとした曲面だけが彼女の顔...
◆第60回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
犬最高!(3004字)投稿時刻 : 2020.12.12 23:52
「僕は犬派なんですよ!?」
 つい大声を出してしまった。ふざけたことを言われたからだ。これで何度目だろ...
◆第60回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
猫派です。誰がなんと言おうと猫派です。(2164字)
投稿時刻 : 2020.12.12 22:52
「わたしは猫派なんですけど!?」
 つい驚いて声が出てしまった。思っても見なかったからだ。たしかに普段の様子...
◆第59回 てきすとぽい杯
いまこのとき(2058字)投稿時刻 : 2020.10.17 23:26
「これさあ、あれだよね」
 数年前、まだ働きはじめたばかりのことのこと。先輩の言葉を思い出す。私の書...
◆第58回 てきすとぽい杯〈夏の特別編・後編〉
海の底の方程式 ~ a forced experiment ~(2500字)
投稿時刻 : 2020.08.09 20:05
「さてどうしようか」リーダーであるCがミーティングルームに戻ってきたAとBに話す。「なにかいいアイデアは浮かんだかな?」 ...
◆第58回 てきすとぽい杯〈夏の特別編・前編〉
螺旋世界の支配者数(2500字)投稿時刻 : 2020.08.01 03:31
 眼の前に、跪いて許しを請う者がいた。
 魔王。 ...
◆第57回 てきすとぽい杯
孤独な旅人(1658字)投稿時刻 : 2020.06.13 23:21
 ずっと昔の小説(テキストデータ)を読んでいる。
 僕の家は川辺にぽつんとあって、窓からいつも川が見える。だから僕は、汚れた...
◆第56回 てきすとぽい杯
いつかの夏の人の夢(825字)投稿時刻 : 2020.04.18 23:23
「また来年に来るよ」とタビが言った。電車の中から。
「約束だよ」とマチは言った。ホームの上から、鳥のような澄んだ声。「また僕に...
◆第55回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動8周年記念〉
ある星に住む人たちは君を見上げている(221字)
投稿時刻 : 2020.02.15 23:27
欠片を落としながら進んでいく。
進めば進むほど体が崩れていく。 ...
◆第54回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
未来はよこい!(1557字)投稿時刻 : 2019.12.14 22:50
 料理はパラメータだ。
 甘味・苦味・塩味・酸味・旨味。 ...
◆第54回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
たべばたたべばたかえかえかえたべばた(1909字)
投稿時刻 : 2019.12.14 22:47最終更新 : 2019.12.14 23:45
 著名な食通たちを集めて開かれたパーティ。
 私はそこに招待されてやってきた。 ...
◆第52回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
君の名は?(1000字)投稿時刻 : 2019.08.18 03:16
 鹿が水を飲んでいる。
 我々は茂みの中に潜んでいる。 ...
◆第51回 てきすとぽい杯
隣の客はよく鍵食う客だ(1641字)
投稿時刻 : 2019.06.15 23:07
 となりの客がすごい勢いで鍵を食べている。
 ガリボリボリガリ。 ...
◆第50回 てきすとぽい杯
度々旅々(3183字)投稿時刻 : 2019.04.13 23:42最終更新 : 2019.04.13 23:44
 音がなくなった。
 声を出してみるが聞こえるものがない。 ...
◆第49回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動7周年記念〉
怪盗インコンビニエンスからのお手紙(2246字)
投稿時刻 : 2019.02.16 23:30最終更新 : 2019.02.16 23:36
 人はみんないろいろなものを気づかないうちに奪われながら生きている。そうして、たまにそれに気づいたときに、怒ったり抵抗したりして、少しずつ世の中はよくな...
◆第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
リベンジャルズ(1616字)投稿時刻 : 2018.12.15 22:36
 復讐はなにも生み出さないなんてきれいごとがあるけれど、実際のところ、復讐は復讐を生み出して、繰り返し繰り返し続いていくのだ。だから誰かがどこかで我慢し...
◆第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
神様たちのコンフュージョン(1506字)
投稿時刻 : 2018.12.15 23:20
 お空の上の天国では、神様たちが会議を開いていました。
「今日のアジェンダは、人間たちの減少についてです」 ...
◆第47回 てきすとぽい杯
in out of cocoon(2716字)投稿時刻 : 2018.10.20 23:39
 大きな繭があった。
 周りに人はいない。 ...
◆第46回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
夕日の音を知っていますか? 夜の青さを認識しました(予告編)(1000字)
投稿時刻 : 2018.08.19 04:28
「あなたをこの街から連れ出しにきました」
 図書館のカウンターに現れた女性が言った。 ...
◆第45回 てきすとぽい杯
like a flower in the asphalt(2189字)投稿時刻 : 2018.06.16 23:35最終更新 : 2018.06.16 23:37
 ずっと涙を流している。
 生まれたとき赤子はみんな泣いている。子供はよく泣くものだ。普通は、少しず...
◆第44回 てきすとぽい杯
花束を君に、腐れ縁リリィズ、愛だよ愛(1828字)
投稿時刻 : 2018.04.14 23:24
 花屋を営んでいる。
 生まれた街に小さな花屋を開いて暮らしている。 ...
◆第43回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動6周年記念〉
カタカタコトン(2177字)投稿時刻 : 2018.02.17 23:31
 僕には好きな人がいる。
 同じ高校の違うクラスの同じ委員会の桜前さんだ。 ...
◆第42回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
我関せず焉(1605字)投稿時刻 : 2017.12.09 23:16
 争っている。
 静かに。 ...
◆ファッションの秋!パリコレ小説大賞
彼女は愛している(3067字)投稿時刻 : 2017.12.23 01:39最終更新 : 2017.12.23 02:38
 ある街に仕立て屋を営む若い夫婦が暮らしていました。
 さほど大きな街ではなかったため、お店も大きくはありませんでしたが、夫であ...
◆第41回 てきすとぽい杯
girl meets girl and death.(2777字)投稿時刻 : 2017.10.14 23:37
   ## 明理
 夜。 ...
◆第40回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
まだまだまーだー(1000字)投稿時刻 : 2017.08.20 01:48最終更新 : 2017.08.20 02:31
2017/08/15
 今日はおやつを買いに行った。明日からみんなで島にキャンプにいく。すごいた...
◆第39回 てきすとぽい杯
猫と人形(2410字)投稿時刻 : 2017.06.17 15:58
 うちには二種類の人間がいる。
 動くやつと動かないやつだ。 ...
◆第38回 てきすとぽい杯
マルチレイト・ポリィアンドリィ(2168字)
投稿時刻 : 2017.04.15 23:29
「あまり身内のことを褒めるのも品のないことですけれど、主人は本当に私にはもったいないようないい人なのです」 ...
◆第37回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動5周年記念〉
昔話を見ましょう(1395字)投稿時刻 : 2017.02.18 23:29
 昔、昔、ヒトはみんな死んでしまった。
 植物が廃墟を覆いはじめ、動物と残されたロボットたちの世界ができた。 ...
◆第36回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
ある日、残滓になりまして(3078字)
投稿時刻 : 2016.12.10 23:26最終更新 : 2016.12.10 23:27
「あなたはもう死んでしまいました」 
「お母さんもお父さんも、もうあなたに会うことはできません」 ...
◆第34回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
今日も今日とて昼寝する(1000字)
投稿時刻 : 2016.08.20 20:43
 引っ越しをした。もう何度目だろうか。
 今回は随分な長旅だった。 ...
◆第33回 てきすとぽい杯
先生という職業 - teacher is the novelist(2925字)
投稿時刻 : 2016.06.18 23:37
「こちらが教室です。今は語彙の学習を進めているところですね」
 教室の中ではまだ小さい子どもたちが真剣だったり、つまらなさそうな顔で授業...
◆第32回 てきすとぽい杯
インフォメーションボム(2788字)
投稿時刻 : 2016.04.16 23:30
 0時爆弾が爆発した。
 火柱と煙が吹き上がり、あたりには悲鳴が響いているだろう。 ...
◆第31回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動4周年記念〉
ヘブンズバックドア(2405字)投稿時刻 : 2016.02.20 23:29
 穴を見つけた。
 なぜこんなものを残しているのだろうか。 ...
◆第30回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
決刀怪奇譚(2955字)投稿時刻 : 2015.12.12 23:13
 ときは江戸。戦国の世が終わりやってきた平和な時代。しかしそれでもそれほど発達していない人間たちはそれぞれの主義主張を決めるために、ロジックや話し合いと...
◆第30回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
変更性タイムライン(1942字)投稿時刻 : 2015.12.12 23:53
 あなたは、タイムマシンというものを知っているだろうか。
 僕は知らなかった。昨日までは。 ...
◆第29回 てきすとぽい杯
別れ道のふたり(2331字)投稿時刻 : 2015.10.17 23:42
 とても大きな音だった。
 それが最後の記憶だった。 ...
◆第28回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
光しかなく、それも消え(1008字)
投稿時刻 : 2015.08.16 03:51
 杖をついて歩いている。
 この部屋は明るいな、と思った。 ...
◆第27回 てきすとぽい杯
アーカーシャ(1670字)投稿時刻 : 2015.06.20 23:23
 いらいらしていた。だから水をかけた。水濡れ厳禁、と書かれた紙が貼られていたからだ。 ...
◆第26回 てきすとぽい杯
きみとぼくのあいだ(2451字)投稿時刻 : 2015.04.11 23:38
 地球は広い。
 その上に大勢の人がいる。 ...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 11
あなたのことがみえなくて(2029字)
投稿時刻 : 2015.04.18 20:13
 昔、戦争があった。
 もう三十年ぐらい前のことらしい。僕が生まれる前の話だ。宇宙人が攻めてきて...
◆第25回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動3周年記念〉
is this world your normal?(2818字)投稿時刻 : 2015.02.14 23:33
「ごめん、お前は友達だけど、そういう風には見れない。好きな人がいるんだ」
 俺の好きな人は、そう言うと笑顔を作って、また明日からは普通にしよう、と言...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 10
さようなら、またあした(3329字)
投稿時刻 : 2015.02.23 03:04
「これが雪! まっしろだ」
 僕は生まれてはじめての雪を見て、部屋の中から叫んだ。僕が寝ている間に外は...
◆第24回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
緋色の(1592字)投稿時刻 : 2014.12.13 22:40
「なんで殺したんですか?」
 まだ若い青年が死体の前で怯えている。 ...
◆第24回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
白より透明なぼくとぼくのともだち(4105字)
投稿時刻 : 2014.12.13 23:53
「ろーそくはね、キャンドルって言うんだよ」
 ぼくとともだちは小学校が終わった夕方に、川原の草がいっぱいのところ奥の奥...
◆第23回 てきすとぽい杯
Re:conn-ect(2430字)投稿時刻 : 2014.11.15 23:24
 はあ、疲れたな。
 夜十一時、俺は仕事を終えて帰宅した。今週もやっと終わりだ。明日は土曜日な...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 8
契約とはじまりと彼とわたしと(2834字)
投稿時刻 : 2014.11.23 23:31
 教会。晴れ日。ステンドグラスを通してカラフルな光がふりそそぐ。
 わたしは今日、結婚する。 ...
◆第22回 てきすとぽい杯
BLAZING MAKER(3034字)投稿時刻 : 2014.10.18 23:36
 なんでわたしはこんなことをしてるのだろう。
 わたしは今、壁に右腕をのばしてついている。 ...
◆第21回 てきすとぽい杯
アゲハとコオロギ(1318字)投稿時刻 : 2014.09.20 23:05
 誰かの携帯電話が鳴った。
 次に私のおなかが鳴った。 ...
◆第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
問いかける賢者イーギィ(1000字)
投稿時刻 : 2014.08.17 02:46
「さあ願いはなんだ?」
 森に住む賢者は、やってきた勇者に問うた。賢者は小屋の前にある切り株に座り...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 6
ずっと私の隣にいてくれませんか、と言いたかっただけ(3724字)
投稿時刻 : 2014.08.24 03:37
「私の彼氏のフリをしてくれませんか!」
「はい?」 ...
◆【BNSK】月末品評会 in てきすとぽい season 5
空と白と箱と風(1590字)投稿時刻 : 2014.08.02 21:14
 とある村のとある道のわきに質素な仏像が立っていました。古ぼけた木の箱におさまって立つ、腰ほどの大きさの仏像は、村人達に愛され、日々、行き交う村人の祈り...
◆第19回 てきすとぽい杯〈日昼開催〉
抽象記憶少年(2856字)投稿時刻 : 2014.07.13 15:54
「いた!」
 夏。森の中。蝉の声がじんじんと響いていてる。草むらの中をさがしていたビィ...
◆第18回 てきすとぽい杯
彼女が絵を描くところを僕はずっと眺めていた(2604字)
投稿時刻 : 2014.06.14 23:26
 彼女が絵を描くところを僕はずっと眺めていた。
 ここは彼女のアトリエで、僕は彼女の配偶者だった。アトリエの空気は淀んでい...
◆【BNSK】月末品評会 in てきすとぽい season 3
ヒトリ・ヒストリ(3839字)投稿時刻 : 2014.05.26 03:44

   1 ...
◆第17回 てきすとぽい杯〈GW特別編〉
ヘッセ(2822字)投稿時刻 : 2014.05.06 23:23最終更新 : 2014.05.06 23:29
 犬小屋の前にぼくは立っている。この犬小屋は大きくて、犬小屋自体があるお屋敷とちょうどバランスがいい具合になっていた。 ...
◆第17回 てきすとぽい杯〈GW特別編〉
ぼくとお屋敷(3027字)投稿時刻 : 2014.05.05 23:39
 ぼくはこのお屋敷に住んでいる。大きなお屋敷でいつもキラキラしていて、住んでいる人も働いている人も大勢が動いているこのお屋敷で、誰にも認識されずに住んで...
◆【BNSK】月末品評会 inてきすとぽい season 2
終わりの決定(1937字)投稿時刻 : 2014.04.29 23:45
「ライオンが逃げたぞー!」
 わたしは開いていた入り口からゆっくりと外に出る。太陽がまぶしい。檻の中に...
◆第16回 てきすとぽい杯
或いはそれが禍福という物の終着点だろうと君は言わなかった(2228字)
投稿時刻 : 2014.04.05 23:28
「お客さん、終点ですよ」
 声をかけられて、はっと目を覚ました。仕事帰りの電車の中で、いつのまにか眠...
◆【BNSK】月末品評会 inてきすとぽい
ホープ・ノーマル(2359字)投稿時刻 : 2014.03.30 05:57
「なんでこんな世の中なんだろうな」
 僕と彼はテレビを見ていた。そのとき、彼が突然怒った風にそう言ったのだ。 ...
◆第15回 てきすとぽい杯
最後の人間(1776字)投稿時刻 : 2014.03.08 23:15
 桜が散っていく。
 風が吹き、花びらがななめに流れるように落ちていく。地面はもう花びらでいっ...
◆第14回 てきすとぽい杯〈オン&オフ同時開催〉
夏の終わりの汚れたブルー(2455字)
投稿時刻 : 2014.02.08 19:06
 夏。海。僕は溺れて、そして助けられた。助けてもらった人と縁ができて、僕はその人と付き合うことになった。その人は綺麗な人で、僕みたいな何にも才能もなく、...
◆第13回 てきすとぽい杯
記憶屋(2831字)投稿時刻 : 2014.01.18 23:32
 記憶売ります。
 そんな看板を表に掲げているおかしなお店でわたしは働いていた。都会の地下の...
◆クリスマスイヴぼっち小説大賞&ぼっちついのべ
ディレイ・ナイト(1207字)投稿時刻 : 2013.12.25 01:41
 厚いカーテンをあけ、さらにわずかにひらいた窓の隙間から夜空を眺めていた。
 まっくろな空には数多の星たちが暖かそうに輝いている。まるで幸せな家々の灯...
◆第12回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉
メニカ(2094字)投稿時刻 : 2013.12.14 23:43
   1
 夜。 ...
◆第12回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉
ジュカ(1606字)投稿時刻 : 2013.12.14 23:42
   0
 僕は眠っていた。 ...
◆第11回 てきすとぽい杯〈お題合案〉
ライフログハックな彼女たち(2248字)
投稿時刻 : 2013.11.16 23:29最終更新 : 2013.11.16 23:31
『林檎は嫌いじゃなかったんですか?』
 リビングでこたつに入ってケータイを見るとツイッターでそんな言葉が飛んでき...
◆第10回 てきすとぽい杯〈平日開催〉
プラントハントランド(2835字)投稿時刻 : 2013.10.18 23:37
 世の中っていろいろだ。
 人間もいるし、犬もいるし、桜もいるし、クワガタもいる。ピーターパンはいな...
◆第9回 てきすとぽい杯
フィクションメーカー(2126字)投稿時刻 : 2013.09.21 23:19
 わたしのお父さんはさぎしです。
 ほんとうはおしごとしていないのに、人をだますためにべんごしになったりせい...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
さらばデメ太郎、達者でな!(1000字)
投稿時刻 : 2013.08.18 06:45
 夜の海を走っている。軽トラを金魚に牽かせて。運んでいるものが金魚なんだから、こいつらに牽かせればいいっていう簡単な理屈。 ...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉
空の金魚鉢にシラハを(1000字)投稿時刻 : 2013.08.18 05:07
「すくって来たのどうする?」
「ガーデンで飼おう」 ...
◆第7回 てきすとぽい杯
きよき鉄槌を振る者は(3081字)投稿時刻 : 2013.07.20 23:30
「不正選挙?」
 遠見七季ことナナキが、僕の伝えた言葉を繰り返すように叫んだ。彼女は出窓の...
◆推敲バトル The First <後編>
僕の知らない女の子のこと(3495字)
投稿時刻 : 2013.06.22 23:32最終更新 : 2013.07.27 02:47
 冷蔵庫がでてきた。
 彼女の口から冷蔵庫がでてきたんだ。なにを言っているかわからないと思うけど...
◆第6回 てきすとぽい杯〈途中非公開〉
ありし日の終わりを作ること/ソーシャルキル(1735字)
投稿時刻 : 2013.06.15 23:14
 人間を殺すには何が必要だって?
 ナイフに銃に鈍器やなんか、うん、素手でも殺せるね。だけどもっと良い方法が...
◆推敲バトル The First <前編>
僕の知らない女の子のこと(2664字)
投稿時刻 : 2013.06.16 22:24
 冷蔵庫がでてきた。
 彼女の口から冷蔵庫がでてきたんだ。なにを言っているかわからないと思うけど...
◆第参回 10分ついのべ 夜の部
9(Twitter小説)投稿時刻 : 2013.05.24 23:07
寒い冬。高校の昼休み、みんなと同じようにルールを破ってコンビニにお昼を買い...
◆第4回 てきすとぽい杯
海と夜空と僕のハート(1969字)投稿時刻 : 2013.04.13 23:26
 僕は釣り人。いつもこのおおきく広がった川で夜釣りをしている。
 だけど釣っているのは魚じゃない。 ...
◆第三回 てきすとぽい杯
メリーさんのしっぽと手と手(1883字)
投稿時刻 : 2013.03.16 23:26
「この子にはしっぽがないんだよね」
 高校生の彼が、てぶくろをした手であたしの犬を撫でている。 ...
◆第二回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動一周年記念〉
ライアライフ(1383字)投稿時刻 : 2013.02.16 23:24
「お客様の中に嘘はいらっしゃいませんか」
 そんな言葉が私の頭に浮かんできた。私の頭の中が嘘ばかりだったので、どうし...
◆第一回 てきすとぽい杯
れみんぐペンギンず(1728字)投稿時刻 : 2013.01.19 23:26
 ペンギンたちが大行進している。
 皇帝ペンギンとかタップペンギーとかイワトビペンギンとか特徴的な奴ではない...