エントリー作品◆第49回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動7周年記念〉盗人(760字)投稿時刻 : 2019.02.16 23:26最終更新 : 2019.02.16 23:27 へへへ、あっしでございますか。
へぇ、あっしこれでもしがない盗人でございまして。 ...
◆第49回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動7周年記念〉とり返してやる(465字)投稿時刻 : 2019.02.16 22:51 俺は人生を奪われ続けてきた。
時にはこっそりと、時には強引に。 ...
◆第6回 文藝マガジン文戯杯「劇中劇」捕劇(5082字)投稿時刻 : 2019.02.24 17:48「人生というのは劇です。しかも、必ずしも一貫性のあるものではない」
目の前の男は、ギョロりとした眼を世話しなく動かしている。きっと、私と目を...
◆第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉笑顔男(477字)投稿時刻 : 2018.12.15 23:17 俺はスマイルマン。
正しく発音すれば、ス・マイルマンだ。 ...
◆第48回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉矢(1386字)投稿時刻 : 2018.12.15 22:46 突然、矢に刺された。
深紅のハートをかたどった矢羽は白く無垢な毛皮で覆われている。心臓はそれた...
◆第47回 てきすとぽい杯案の定、竜です。(632字)投稿時刻 : 2018.10.20 23:23 昔々、それは見事な髭をたたえた竜がおりました。竜は神との戦いに明け暮れておりました。それは百億の昼と千億の夜に渡る、長い長い戦いです。その戦いがいつ始...
◆第5回 文藝マガジン文戯杯The summer in the room(3004字)投稿時刻 : 2018.11.18 18:59 季節は、冬である。
どんよりとした雲が空を覆い、吹きすさぶ風すら仄暗い灰色を帯びていそうな気...
◆第46回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉ひと夏の軌跡(1000字)投稿時刻 : 2018.08.18 21:49 特報。
イエスは答えられた。「わたしのために命を捨てると言うのか。はっきり言って...
◆第4回 文藝マガジン文戯杯シュナプスマン(3702字)投稿時刻 : 2018.08.19 21:10ハンナ・ヨハンネソン(シュナプスマン記念館館長)
彼はこの国最大の、場合によっては、史上屈指のヒーローだと思います。ライバ...
◆゚+.゚ *+:。.。 。.世 紀 末 ゚.+° ゚+.゚ *+:。.。最後の(248字)投稿時刻 : 2018.07.03 23:17 ん、ああ……姉貴、ごめん、寝てた。……うん、うん。いや、こんな時までって、こんな時だからこそだよ。だって、最後だし、最後の昼寝だよ。最後の昼寝を楽しんでん...
◆第45回 てきすとぽい杯焼肉定食ご飯大盛(1990字)投稿時刻 : 2018.06.16 23:35 冷やし欧州始めました。
カラーペンで書かれた素朴な、というか安っぽい貼り紙にはそう書かれているが...
◆16小節のラブソングデス声で(65字)投稿時刻 : 2018.06.17 20:1916小節のラブソング あなたに届けてあげる こんなにも美しい 大空見上げて 仏説般若蜜多 仏様 呆れてるよ こんなにも呆れてる 呆れてるよ Fuck
◆第44回 てきすとぽい杯かいだんでみあげる(1932字)投稿時刻 : 2018.04.14 23:43「おっ、見えそう」
夏場なのにダブルライダースを着込んだ男がガラの悪そうな男がつぶやく。 ...
◆第2回200文字小説コンテスト愛の魔法(200字)投稿時刻 : 2018.04.22 19:35最終更新 : 2018.04.22 19:36 彼と結婚した時、魔法をかけてもらいました。今愛するものしか愛せない魔法です。夫が私以外を愛することはあり得ません。夫が死んだときも二人っきりでした。き...
◆暁文学蝉(3675字)投稿時刻 : 2018.05.21 21:28 対座する老人は、手元の白湯を少しすすり庭に目を向けた。
「例えるならば蝉の声、ですかな」 ...
◆第43回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動6周年記念〉死ねばいいのに(928字)投稿時刻 : 2018.02.17 23:14 私は彼の死を切望している。
彼の死を誰よりも望んでいる。誰よりもというのは、彼の死を望んでいる人間な...
◆安眠文学睡眠探偵 柵越千羊(1704字)投稿時刻 : 2018.03.09 21:08 睡眠とは即ち佛への漸近であるとゐゐたるは何と云つた學者先生であつたか覺ゑてはをらぬのであるが確かに眞の睡眠が無心たることを思へばそれはそれで得心のゐく...
◆第3回 文藝マガジン文戯杯次の楽師殿へ(5613字)投稿時刻 : 2018.01.31 17:19「本当に、音楽がお好きなんですね」
その言葉を耳にしたとき、私の表情はきっと曇ったことだろう。一瞬、何故そう...
◆第42回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉脳VS脳(1187字)投稿時刻 : 2017.12.09 23:54 ピンク色か灰白か。それは大した問題ではない。大した問題ではないのだが、こだわるやつはこだわる。 ...
◆第42回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉最後まで聞けって(969字)投稿時刻 : 2017.12.09 22:40「冥途の土産に聞いてくれ。これは俺の先祖の話だ。驚くのかよ。誰にだって先祖はいるだろ。あの聖人にも、あの極悪人にも先祖ってもんがいるんだ。ともかく、こい...
◆ファッションの秋!パリコレ小説大賞解析結果 HM3120 1712241326(2588字)投稿時刻 : 2017.12.24 22:53analyse ruslt file:HM31201712241326
これは衣服であり、物語でもある。 ...
◆第2回文藝マガジン文戯杯窓辺の少女(4023字)投稿時刻 : 2017.10.28 17:24 新月の晩なのか、それとも月が雲に隠されているのかよくわからないが暗い夜である。 ...
◆第41回 てきすとぽい杯列車狩り(1767字)投稿時刻 : 2017.10.14 23:33 踏切を通り過ぎる列車はぎっしりと人が詰まっていた。次第に遠ざかっていく走行音を聞きながら、もう、冬は近くまで来ているのだなとしみじみと感じる。列車は巣...
◆第一回文藝MAGAZINE「文戯」BUNGI杯無気力とロックと蝉と弥勒(4000字)投稿時刻 : 2017.09.04 00:03「自由はいくらでもあるが、どれもこれも腐っている」
そんな言葉を残したのはどの時代の、どの国の作家だったか。確かに大なり小な...
◆第40回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉summer vacation diary(1000字)投稿時刻 : 2017.08.20 14:30■■年■■月■■日 ■■:■■
夏休み。季節が去った世界に残された遺物のなかを旅する。夏休みの中は広大で...
◆第40回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉ポチが来る(1000字)投稿時刻 : 2017.08.19 21:478月2日(雨)
ポチがいなくなった。近所を探したけどいなかった。夕方になっても帰ってこな...
◆名作の書き出しは必ず名文異世界転生(2658字)投稿時刻 : 2017.08.20 19:29 …………ブウウーーーーーーンンンーーーーーーンンンン………………。
という音がきっかけだった。何の音かは知れぬのだがそれがこの事態のきっかけ...
◆第39回 てきすとぽい杯私は人です(846字)投稿時刻 : 2017.06.17 15:54 擬人化とはなんたる傲慢かと神は憤然とする。元々人とは我の姿を模して造られた泥人形の子孫ではないか。それが今度は己の似姿を物や他の種族に当てはめようとす...
◆「覆面作家」小説バトルロイヤル!Preta(4042字)投稿時刻 : 2017.07.06 20:44 お題:純愛/不倫
私は中世の騎士道物語は憧れる。トリスタンとイゾルデ、ベオウルフ、ニーベル...
◆第38回 てきすとぽい杯たかっけいのこい(837字)投稿時刻 : 2017.04.15 23:21最終更新 : 2017.04.15 23:27 切片が降りしきる。
せつせつと。 ...
◆キムワイフ ゜そして散る紙、それは少し高い。(2006字)投稿時刻 : 2017.05.01 20:47 舞っている。
純白で方形のそれは風と戯れているかのようにひらりひらりと踊っている。 ...
◆第37回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動5周年記念〉臨時ニュースは突然に(446字)投稿時刻 : 2017.02.18 23:20「臨時ニュースをお伝えします」
最近臨時ニュースが蔓延している。元々はラジオやテレビでしか挿入されないも...
◆第37回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動5周年記念〉ひとりぼっち深夜残業テンション(323字)投稿時刻 : 2017.02.18 22:55「帰りたい」
臨界点だ。疲労がたまりすぎてメルトダウンを起こしそう。 ...
◆肉小説好き? 嫌い?(1799字)投稿時刻 : 2017.01.28 00:38「僕の事嫌いなの?」
「そんなわけないでしょ」 ...
◆第36回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉しゅくだいのじかん(351字)投稿時刻 : 2016.12.10 23:02 学校から帰ると宿題をやらないといけないのは苦痛です。
とんだ苦痛です。 ...
◆第36回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉五月路(141字)投稿時刻 : 2016.12.10 22:50最終更新 : 2016.12.10 22:52
児童文学で迷路 → 迷路 ...
◆【BNSK】2016年11月品評会 とお く のものがたり(2389字)投稿時刻 : 2016.11.17 21:05 車内では雪が深々と降りつもっており、座席に整然と並んだ地蔵たちが柔和な表情を浮かべたまま凍てついている。 ...
◆てきすと恋2016~サルでも読める恋愛小説大賞~LID(230字)投稿時刻 : 2016.12.22 21:40 何だろうこの胸の高鳴りは。
何だろうこの体から湧き出る熱は。 ...
◆てきすと恋2016~サルでも読める恋愛小説大賞~真実の恋(1018字)投稿時刻 : 2016.12.12 17:09最終更新 : 2016.12.12 17:10 拝啓
秋も過ぎて風も身に染みる季節になってきましたね。それでもこちらはまだ暖か...
◆第35回 てきすとぽい杯使えない(1175字)投稿時刻 : 2016.10.15 23:17最終更新 : 2016.10.15 23:22 この世界ではというひらがなが使えません。使えないとは言えないども代用品を使うという発想はなく、さらにはという文字が存在しない仮定で文法を構築しようとい...
◆【BNSK】2016年9月品評会 ルチアーノ・カヴァルカンディ(3738字)投稿時刻 : 2016.09.25 23:432015.3.14
知人であるフェデリーゴ・ボルジアが殺人鬼に関するモキュメンタリーを撮影す...
◆第34回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉やがて対になる(1000字)投稿時刻 : 2016.08.21 14:40 人間の世界が対から始まることは多い。陰と陽、男神と女神、光と闇に生成と消滅。
そもそもこの世界の時空には上下前後左右があり未来と過去がある。さらに東西...
◆第34回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉I did not say what I did not say.(1000字)投稿時刻 : 2016.08.21 13:18 これは言葉ではない。文章でもなければ、無論物語でも小説でもない。意味などあるはずもなく、認識されることもない。リアルではないが、フィクションと呼ぶべき...
◆【BNSK】2016年8月品評会 救世主(2145字)投稿時刻 : 2016.08.14 18:12 無駄に明るい店内にはそこのドラッグストアチェーンのテーマソングだけが寂しく流れている。 ...
◆初! 作者名非公開イベント2016秋彼女は笑わない(1090字)投稿時刻 : 2016.10.10 00:12「なんで君は笑わないんだい」
「あなたが笑えないほど気持ち悪いからです」 ...
◆初! 作者名非公開イベント2016秋オトナウフク(1345字)投稿時刻 : 2016.10.08 16:34 第一の説。福という言葉は中国語の象形文字が起源で、左右で構成されており左は、神をまつる祭壇の形を表し、右の部分は、倉の形を表し、祭壇に倉のものをささげ...
◆労働の夏!職場小説大賞大日本労働工業(1727字)投稿時刻 : 2016.08.05 19:51 お忙しい中貴重なお時間を割いていただきありがとうございます。
私、大日本労働工業の圧倒成長(あつとうなりなが)と申します。 ...
◆【BNSK】2016年7月品評会 処理業(1845字)投稿時刻 : 2016.07.03 18:08「ふわあ~ぁあ~~~」
先輩のわざとらしく長い欠伸が静かな車内に響く。いかにも怠そうな目をして前...
◆第33回 てきすとぽい杯雨乞い(1121字)投稿時刻 : 2016.06.18 23:17 雨虎という動物がいる。
海に住む動物で、虎とつくその名とは似つかず草食性だ。虎のほうの名前の由来...
◆架空のスポーツ小説惑星サッカー(801字)投稿時刻 : 2016.05.22 18:33最終更新 : 2016.05.22 18:35ベガ「今週もやってまいりました、惑星サッカーのお時間です。実況は私、姫なのに機織りをやらされているのがどうしても納得がいかない織姫ことベガと解説は天帝の...
◆第32回 てきすとぽい杯飲酒変身(933字)投稿時刻 : 2016.04.16 23:45「私はこう見えてもヒーローをやってたんですよ」
暖色の光に照らされたグラスをぼんやりと揺らしていると、隣の男がそんなこと...
◆第32回 てきすとぽい杯労働について(286字)投稿時刻 : 2016.04.16 23:03 古代には「24時間戦えますか」なんて言葉があったくらいだから古代人はよっぽど働くのが好きだったらしい。そもそも労働を「戦う」と表現していることからして、...
◆お題リレー小説ラグランジュ・ポイント(1523字)投稿時刻 : 2016.04.10 11:05「愛してるぜ、相棒」
ヘルメット内に響くノイズに混じってかすかに聞こえた気がした。 ...
◆お題リレー小説命運(634字)投稿時刻 : 2016.03.02 22:27 ある夏の暑い日、黒衣の男が目の前に現れた。
「これはキミの命のチケットだ。キミが命の危機にさらされた時、このチケットを...
◆第31回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動4周年記念〉遅刻(825字)投稿時刻 : 2016.02.21 00:06 朝起きてベッドから出ると、ベッドの横に穴が空いており、そこに落ちてしまったんです。 ...
◆「ふすまの向こうの文学」作品募集のお知らせいななうなない(4283字)投稿時刻 : 2016.01.31 11:58 普通の生活に飽いた人間は非日常的な世界に羨望の眼差しを向けるかもしれないように、非日常的な世界に身を置いた人間は普通の生活に羨望を向ける。普通の生活っ...
◆クリスマス前にやってきた小説大賞色々来た。(1464字)投稿時刻 : 2015.12.17 20:56 最初の、そう一連の事件の始まりは、何かの間違いか、あるいは悪質ないたずらか、質の悪い冗談かと思った。 ...
◆第13回 凶暴幻想短編コンテスト通り魔とJK(1712字)投稿時刻 : 2015.12.17 22:54 多分、決意したのはAmazonで金属バットを見かけた時だと思う。僕のうちにあった不満やら絶望やら諦観が一緒くたになってそいつをカートに入れさせていて、余勢を...
◆第30回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉尼将軍(1061字)投稿時刻 : 2015.12.12 23:36 姉がいる。
とんでもない姉だ。 ...
◆第30回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉伝承(811字)投稿時刻 : 2015.12.13 00:02 四道将軍寮の武官になるためには最終試験に合格しなければならない。
最終試験、すなわち、師を殺すこと。 ...
◆第30回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉四條畷(1744字)投稿時刻 : 2015.12.12 22:51 上山六郎左衛門は急ぎ、戦場に向かった。
六郎は下手な準備も出来ずに急ぎ軍陣へ向かったのである。 ...
◆時事ネタなようで時事ネタじゃない小説賞髑髏の星(2181字)投稿時刻 : 2015.11.03 21:31最終更新 : 2015.11.17 21:04「Trick or treat」
そんな言葉が、いつ始まったのか僕にはわからない。 ...
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞織田信長(30字)投稿時刻 : 2015.10.29 23:06尾張生誕今川斎藤撃破上洛包囲網苦戦各個撃破天下目前謀叛寺自害
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞数える(30字)投稿時刻 : 2015.10.27 21:151234と数えて、30文字では30まで数えられないと気づく。
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞知求人(30字)投稿時刻 : 2015.10.27 21:12宇宙塵界の揺蕩う空鯨の触腕を数え万物理論をそっと撫でてみる。
◆バール神&キツネくん合同祭 30字小説賞金属バット通り魔(30字)投稿時刻 : 2015.10.26 22:37「駄目! 気持ちがこもってない! やり直し」と殴った相手が説教。
◆第29回 てきすとぽい杯潜入(964字)投稿時刻 : 2015.10.17 23:33 俺は妖刀「死に水」を携えて、秘密結社「マザーグース」が秘密裏に破壊工作を企てているという建物に乗り込んだ。 ...
◆第29回 てきすとぽい杯フォーリング Down(1618字)投稿時刻 : 2015.10.17 23:07 London Bridge is broken down,
Broken down, broken down. ...
◆山本昌くん引退記念 レジェンド小説大賞紅葉(1573字)投稿時刻 : 2015.10.03 20:47 平維茂はどうにも気が進まなかった。
馬の背に揺られながら、雲を見る。 ...
◆帯文に書くキャッチコピーホラー向け(13字)投稿時刻 : 2015.09.23 09:22本書はお祓いを断られました
◆お散歩の秋 地名の由来を書いてみよう大賞チャンガレスベルタベンディモイ(948字)投稿時刻 : 2015.09.22 18:47 南東諸島にあるチャンガレスベルタベンディモイはこの国一番の観光地である。
毎年、外国人観光客たちで賑わいチャンガレスベルタベンディモイ周辺の人々は...
◆第28回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉天球の音楽(1000字)投稿時刻 : 2015.08.16 13:45「ふと、夜空を見上げるとき、一種の静けさのようなものを感じはしないだろうか。宇宙をイメージするとき、暗闇のない絶対無音の、静寂を想像するのではないだろう...
◆第28回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉弾劾(1000字)投稿時刻 : 2015.08.15 23:14「犯人はお前だ。」
突如として投げかけられる決め台詞。 ...
◆第28回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉いくさば(1000字)投稿時刻 : 2015.08.15 22:38 矢が降り注いでくる。
雨のように、敵勢が間断なく矢を中天に向かって射掛けられ、頭上には矢の大小...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 14哥倫比亜川の戦い(4100字)投稿時刻 : 2015.09.30 21:59 月がやけに明るい。雲に隠れていてもその輪郭がはっきり見えるようだ。
シャン、シャン、と鈴を鳴らすような音を聞いたような気がして、いささか酔い...
◆小説、それは革命であーる 第1回犬吠埼一介杯kakumeinooto(827字)投稿時刻 : 2015.08.28 20:08 革命の音が聞こえる。
ひしひしと伝わってくる。 ...
◆小説、それは革命であーる 第1回犬吠埼一介杯私になる(1789字)投稿時刻 : 2015.08.01 23:29 街頭に群がる虫の影がちらついている。
時折、鳥の珍奇な鳴き声が、夜陰に響き渡る。 ...
◆小説、それは革命であーる 第1回犬吠埼一介杯1年中夏休みにするには(8字)投稿時刻 : 2015.08.01 11:34プー太郎リア革命
◆てきすと怪 2015サカシマさんについて(2684字)投稿時刻 : 2015.09.20 23:55 サカシマさんの噂である。
「これは友達が友達から聞いた話なんだけどさ」 ...
◆てきすと怪 2015首切り地蔵(2727字)投稿時刻 : 2015.08.15 12:20序
私の住む地区には「首なし地蔵」があるという。 ...
◆やまだっくす&あやまり堂くんW記念 九州Saga文学賞多々良浜(777字)投稿時刻 : 2015.07.26 00:01「捲土重来、ここが正念場ですな、兄者」
直義がそう言うのを聞いて、馬上の尊氏は弟の緊張と興奮を感じ取った。 ...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 13天を登る(2869字)投稿時刻 : 2015.07.11 20:07 中谷昇は昇った。
どこへ? ...
◆第27回 てきすとぽい杯禁忌(1042字)投稿時刻 : 2015.06.20 23:30 水濡れ厳禁だという。
水に濡れることが厳しく禁止されるという事だろう。 ...
◆第27回 てきすとぽい杯歓喜の雨(859字)投稿時刻 : 2015.06.20 22:55 水に濡らしてはならないよ。
水濡れ厳禁だ。 ...
◆しゃん様生誕祭 6月に祝日を作ろう大賞吉野朝流離譚(666字)投稿時刻 : 2015.06.14 21:41 天皇を消す。
我々は別に天皇に対する戦争責任だとか、旧弊的な立憲君主制の名残を消し去ろ...
◆しゃん様生誕祭 6月に祝日を作ろう大賞諸般の事情により(6字)投稿時刻 : 2015.06.06 23:47ぼくは死んだ
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 12じぶんでえらぶこと(6169字)投稿時刻 : 2015.05.31 21:48 潮の匂いがする。
潮の匂いと一言で言っても、それは時間帯や季節、天候によって様々変わる。し...
◆短歌小説コンペ2.0夜道にご注意(388字)投稿時刻 : 2015.05.09 15:38月陰る 暗き夜道を 歩く影 足音だけが コツコツ響く
人影の 絶えたる道を 一人行く 淋しき帰路は いつものことだ ...
◆第26回 てきすとぽい杯3個分(414字)投稿時刻 : 2015.04.11 23:32 地球 はついに人類に牙を向いてきた。人類の創りだしたテクノロジーは頂点に達し様々な技術を生み出したがその代償として自然は対価を求めてきたのである。次第...
◆第26回 てきすとぽい杯Außerirdisches Leben(1575字)投稿時刻 : 2015.04.11 23:16 とりあえず、地球の直径は12,742 kmらしい。
そんでもって月までの距離は384,400 km。 ...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 11工場(4069字)投稿時刻 : 2015.04.18 16:02 魚になった夢を見た。
空中を泳ぐ、透明な魚。 ...
◆第25回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動3周年記念〉告白しよう(332字)投稿時刻 : 2015.02.14 23:45「惨敗だ」
彼はたくさんのチョコを目の前にしながら、そう呟いた。 ...
◆第25回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動3周年記念〉墓場まで(1373字)投稿時刻 : 2015.02.14 23:36 墓場まで
「では、あなたの告白を聞きましょう」 ...
◆第25回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動3周年記念〉告白屋(1453字)投稿時刻 : 2015.02.14 23:08 告白屋。
そんな辺鄙な商売を始めてから暫く経つ。客入りは、まあ、多くない。 ...
◆第25回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動3周年記念〉夕暮れ姉弟(503字)投稿時刻 : 2015.02.14 22:42「聞いてくれたまえ弟よ」
改まっていう姉の言動に不可思議さを覚えながらも、読んでいた本から目を上げ...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 10融けない雪(2346字)投稿時刻 : 2015.02.22 23:30 僕は恋をした。
これは恋の物語。 ...
◆並行世界の片隅で輪廻蝉(7175字)投稿時刻 : 2015.02.01 21:37 常永二十一年 八月
蝉が鳴いている。 ...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 9オルフェウスの海(4983字)投稿時刻 : 2015.01.11 19:00place:yeast side sea point 77:55:89
force:unit556 ...
◆第24回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉キャンドルサラリーマン(1004字)投稿時刻 : 2014.12.13 23:38 垂れた蝋燭が皮膚に到達し、その皮膚を熱するたびに男は歓喜の声を上げた。
これだ。 ...
◆第24回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉契約と犬(1090字)投稿時刻 : 2014.12.13 22:55 カフェラテに入れた薬が切れた頃合いだ。
彼女はきっと目を覚ますだろう。 ...
◆第24回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉夢見の神官(881字)投稿時刻 : 2014.12.13 23:58 予知夢。
何度も見てきた夢は、当たることもあれば外れることもあった。 ...
◆第24回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉キャンドルナイト(834字)投稿時刻 : 2014.12.13 23:20 彼は騎士だ。
蝋燭を目の前にして日々の日課の神への祈りを捧げている。 ...
◆第24回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉Vampire(1415字)投稿時刻 : 2014.12.13 22:26 キャンドルの灯りが、幾重にも揺れている。
境界を仕切るキャンドルが風に吹かれるたび消えてしまいそうで心もとない。 ...
◆第23回 てきすとぽい杯架空の書物たち(2965字)投稿時刻 : 2014.11.15 23:30 『粘性の愛』という小説ある。粘性の愛は三十代の女性と高校生の恋愛の物語だ。蛞蝓や蚯蚓、軟体動物の求愛行動や交尾の雑学や理論を絡めながら物語は進んでいく...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 8双頭の獅子(5067字)投稿時刻 : 2014.11.16 15:28 ヴェルスルムント帝国、サビルゲイデン公領、ヒビデガルガ地区。
燃え盛る炎が、その村を焼き尽くしていた。 ...
◆第22回 てきすとぽい杯ときめき壁ドン出会い編(569字)投稿時刻 : 2014.10.18 23:31「はぁ」
何だか突然疲れを覚えて、駅の壁に寄り掛かる。 ...
◆第22回 てきすとぽい杯君の名は(1395字)投稿時刻 : 2014.10.18 23:12最終更新 : 2014.10.18 23:14「隊長! 怪獣です! 怪獣が現れました!」
「おいまさかその怪獣の名前は……」 ...
◆第22回 てきすとぽい杯騒音(679字)投稿時刻 : 2014.10.18 22:45最終更新 : 2014.10.18 22:45 隣の住人に壁ドンされる。
テレビの音がうるさかっただろうかと思い、音量を下げるが、またしばらくして...
◆来たれ てきすとぽい作家! 800字小説バトル月蝕(800字)投稿時刻 : 2014.10.08 21:06 それが起こったのは少し昔のことかもしれない。
月蝕が起こったことは多くの人が見て、覚えている。駅前広場では立ち止まって...
◆来たれ てきすとぽい作家! 800字小説バトル噂(800字)投稿時刻 : 2014.10.04 13:27 その物語がいつから始まったのかは誰も知らない。
少し昔かもしれないし、未来かもしれない。今この瞬間始まったのかもしれない...
◆第21回 てきすとぽい杯ソリッドシチュエーション着信(634字)投稿時刻 : 2014.09.20 23:02 誰かの携帯電話が鳴った。
と思った瞬間江口が爆発した。 ...
◆第21回 てきすとぽい杯携え帯びる(605字)投稿時刻 : 2014.09.20 22:42 誰かの携帯電話が鳴った。
その場にいた皆がそわそわし始めたのだけれども、着信音に聞き覚えがないのか...
◆第1回てきすとぽぽい杯(15分拡張版)中止と見せかけ、ゲリラ開催お腹の虫のクオリア(574字)投稿時刻 : 2014.09.20 23:35 誰かのお腹が鳴ったはずなのだが、そこには誰もいない。
無人の空間だけが広がっている。 ...
◆第1回てきすとぽぽい杯(15分拡張版)中止と見せかけ、ゲリラ開催お腹の秋歌(645字)投稿時刻 : 2014.09.20 23:22 誰かのお腹が鳴った
と思った? ...
◆第2回 クオリティスターター検定Eight in the bar(1855字)投稿時刻 : 2014.09.16 21:55 間接照明の橙の明かりが、カウンターの奥に並べられた酒瓶を色とりどりに輝かせる。 ...
◆【BNSK】品評会 in てきすとぽい season 7わかってくれとは言ってない(2922字)投稿時刻 : 2014.09.30 21:06****
―― ...
◆第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉シナリオライター(1000字)投稿時刻 : 2014.08.17 13:54 シナリオライターはこの<カードゲーム>のプレイヤーである。
シナリオライターはプレイヤーでありながらもこのゲームのルールを構築してい...
◆第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉ト号壱拾参式(1000字)投稿時刻 : 2014.08.17 11:14 ト号壱拾参式はかつてあったと言われている戦争の末期に作られた大型のヒト型戦闘兵器だ。 ...
◆第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉三位頼政の弓(1000字)投稿時刻 : 2014.08.16 23:09 外の喧騒がまるで虚構であるかのように平等院の中は静まり返っている。
わしとしたことが時機を見定め誤ったか。 ...
◆第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉属性:巻き込まれ型少年(1000字)投稿時刻 : 2014.08.16 16:47最終更新 : 2014.08.16 16:48 彼は様々なことに巻き込まれる。
いわゆる天性の巻き込まれ型少年なのである。 ...
◆第20回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉三面悪王(1000字)投稿時刻 : 2014.08.16 16:05最終更新 : 2014.08.16 16:17 疾風迅雷。
大軍の中央を引き裂くようにして、怒涛に突き進む破軍の王。 ...
◆てきすと怪2014貪狼巨門禄存文曲廉貞武曲破軍(2432字)投稿時刻 : 2014.08.16 11:22 これはMさんから聞いた話だ。
かと言ってMさんの体験した話ではない。MさんもSさんに聞いた話であるがと前...
◆第よん回 10分ついのべ 昼の部 「ねえ?Mなの?ドMなの」と彼女は突然言...(Twitter小説)投稿時刻 : 2014.07.26 14:04「ねえ?Mなの?ドMなの」と彼女は突然言った。「は?何で?」と聞き返すと「だ...
◆第よん回 10分ついのべ 夜の部 彼は冷酷な殺人鬼、ではない。殺人鬼という...(Twitter小説)投稿時刻 : 2014.07.25 23:08彼は冷酷な殺人鬼、ではない。殺人鬼という部分が間違っているのではないが、冷...
◆【BNSK】月末品評会 in てきすとぽい season 5朝食風景(1013字)投稿時刻 : 2014.07.31 21:56 薄いカーテン越しに差し込んでくる光は少し暑い。
小鳥は囀りにも飽きた様子で方々に羽ばたいて行く音が聞こえる。 ...
◆勝手に連動 第19回ぽい杯スピンオフ賞(土曜版)ちょっとまじで聞いてくれる?この前の話なんだけどさ……(1669字)投稿時刻 : 2014.07.12 15:32最終更新 : 2014.07.12 15:32「ご注文はお決まりでしょうか」
「あ、俺コーヒー。お前は?あ?ビール。全く俺が運転するからって調子のんなよ...
◆第19回 てきすとぽい杯〈日昼開催〉空(1671字)投稿時刻 : 2014.07.13 15:56 捜し物は首です。
奇妙なお話かもしれませんが、事実なのですから仕方が御座いません。 ...
◆スーパーショートなラノベコンテスト #スシラノコン給食当番(1842字)投稿時刻 : 2014.07.14 23:38 僕は給食を運ぶ。
それが僕の役割だから。 ...
◆第18回 てきすとぽい杯自由に記述せよ(2918字)投稿時刻 : 2014.06.14 23:30最終更新 : 2014.06.14 23:35 自由だ。
自由らしい。 ...
◆【BNSK】月末品評会 in てきすとぽい season 4祖父の葬式(3182字)投稿時刻 : 2014.06.24 23:27最終更新 : 2014.06.27 06:37 僕は祖父の葬儀の時、泣くことがきなかった。
従兄弟は泣いていたけど、僕はただぼぉっとしていて突然白昼夢の中に叩きこま...
◆第一回 クオリティスターター検定ふんわりはじめ(1357字)投稿時刻 : 2014.06.06 00:22最終更新 : 2014.06.06 00:27 さあああぁぁて、諸君! 物語の始まりだ。
そう! ...
◆一発逆転! 上半期ベストを狙え! 愛のいじり小説大賞シャン氏はぷっと笑う(2274字)投稿時刻 : 2014.05.23 21:59最終更新 : 2014.05.31 19:56 このお話はもちろん虚構だ。だから実在のシャン氏やその他の人物、団体とは一切関係がない。けれども世の中のだいたいは虚構で出来上がってるものだと僕は思って...
◆SFコラムコンテスト【yourSFスピンオフ企画1】円柱について(471字)投稿時刻 : 2014.05.18 14:49最終更新 : 2014.05.18 15:051.SFコラムである。
2.ScienceでFictionalなcolumnである。 ...
◆【BNSK】月末品評会 in てきすとぽい season 3一本杉(2508字)投稿時刻 : 2014.05.26 20:40 俺の部屋には窓が二つあって、一つは南側、もう一つは西側についてる。南側は昼間は大抵カーテンを開けておくんだけど、西側のカーテンはなるべく開けないように...
◆第17回 てきすとぽい杯〈GW特別編〉曲り角奇譚(2384字)投稿時刻 : 2014.05.06 23:39 直前の話である。
女子高生は走っていて、曲がり角に差し掛かっていた。当然、パンを咥えている...
◆第17回 てきすとぽい杯〈GW特別編〉歌声(1833字)投稿時刻 : 2014.05.05 23:30 <<幽霊屋敷>>。
<海>の中にはそう呼ばれている領域が幾つか(*整数でカウントができない)存...
◆第17回 てきすとぽい杯〈GW特別編〉九朗右衛門事件帳(1449字)投稿時刻 : 2014.05.04 23:32最終更新 : 2014.05.04 23:33「幽霊屋敷?ああ、あの襤褸屋敷のことか」
大金九朗右衛門が頬張った飯を飛ばしながら喋るものだから、吉五郎は顔をしか...
◆第17回 てきすとぽい杯〈GW特別編〉桜屋敷(1634字)投稿時刻 : 2014.05.03 23:18 きっと少女がいた。
ずっと昔、 ...
◆【BNSK】月末品評会 inてきすとぽい season 2恋のまなざし(1171字)投稿時刻 : 2014.04.27 19:00 初恋は多分、幼稚園児だったか、それぐらいの時分。
父の手にひかれて桜並木の下を歩いていた。 ...
◆2014年4月22日の物語一日早い流星群(1944字)投稿時刻 : 2014.04.22 23:30 4/22
AM 4:30 ...
◆第16回 てきすとぽい杯第八話 封印の解れ(2362字)投稿時刻 : 2014.04.05 23:37 前回までのあらすじ
突如異世界からやってきた少女・クルゥブニーカと出会った平凡な高校生・宗太...
◆【BNSK】月末品評会 inてきすとぽいブツ(2330字)投稿時刻 : 2014.03.30 23:13「持ってきたか」
「ああ、ここに」 ...
◆200文字小説コンテスト今井兼平(200字)投稿時刻 : 2014.03.22 18:12 京に駆け上った時とはまるで違う。
残ったのは数騎だ。 ...
◆200文字小説コンテスト楯親忠(200字)投稿時刻 : 2014.03.22 18:12 諸行無常。
時の移り変わりというものは、こんなにも早いのか。 ...
◆200文字小説コンテスト根井行親(200字)投稿時刻 : 2014.03.22 18:12 行親は敵の陣が揺らいだのを逃さなかった。
「突き崩すぞ!」 ...
◆200文字小説コンテスト樋口兼光(200字)投稿時刻 : 2014.03.22 18:12 篝火が煌々と焚かれている。
進発の準備は既に整っていた。 ...
◆第二回、でぎずどぼい杯Cを選んだあなた(744字)投稿時刻 : 2014.03.16 22:09 さあ、これが、Cを選んだあなたの物語です。
驚きましたか? ...
◆第15回 てきすとぽい杯猫と熊と宇宙とそれ以外(2297字)投稿時刻 : 2014.03.08 23:29最終更新 : 2014.03.08 23:38 成葉屋(なるはや)は悩んでいた。問題は猫なのだ。だが、猫ではないかもしれない。確実に犬ではないし、おそらく魚類のたぐいでもないのであろうが自信はない。...
◆第一回、でぎずどぼい杯バワードズーヅ(750字)投稿時刻 : 2014.02.15 21:59 閃光があたりを包み込み、すぐに爆発音が鳴り響いた。遅れて残骸が飛び散り、四方八方へと金属と超硬度プラスチックの類をばらまいていく。続けざまにいくつかの...
◆犯人はオレだ! シンを背負いし者大賞亡霊(3149字)投稿時刻 : 2014.03.01 23:08 私は罪を犯しました。
それは裏切りという名の罪です。 ...
◆第14回 てきすとぽい杯〈オン&オフ同時開催〉みんなの笑顔のために(1598字)投稿時刻 : 2014.02.08 18:48 誰かの役に立ちたい。
誰かのために何かがしたい、そう思って生きてきました。 ...
◆【そうだ】自作リライト王決定戦【書き直してみよう】(条件もあるよ)じーんせいのせんぱーい(165字)投稿時刻 : 2014.01.31 23:27水面の橙色の閃光。夜が近い。今日にバイバイ。
弱い風。飛ぶ鳥。 ...
◆第13回 てきすとぽい杯5人いますよ(1998字)投稿時刻 : 2014.01.18 23:23最終更新 : 2014.01.18 23:34 ブレーカーが落ちた。
まあ、電気が使えなくなっただけのこと。そう騒ぐ必要もない。 ...
◆短歌小説コンペ作成例(693字)投稿時刻 : 2014.01.13 11:57短歌の記述形式は
鬱蒼と 生い茂る木々 森のなか 落としたものは どこへいったか ...
◆第26回 目本ファンタジー述べる大賞蝶合戦(8061字)投稿時刻 : 2014.01.26 23:43最終更新 : 2014.01.26 23:53 ひらひらと、ひらひらと舞う蝶。
いろとりどりの、いろとりどりの蝶。 ...
◆輝き! プロット頂戴大賞お迎え(7729字)投稿時刻 : 2014.01.12 22:35最終更新 : 2014.01.12 22:40 鈴の音が部屋全体に反響する。
その音で目を覚ました。 ...
◆クリスマスイヴぼっち小説大賞&ぼっちついのべ8(Twitter小説)投稿時刻 : 2013.12.24 21:42クリスマスか。煌びやかな光と幸せそうな恋人たち。昔はこの日が楽しかったけれ...
◆クリスマスイヴぼっち小説大賞&ぼっちついのべ友達も恋人もいないのはあえてですから。(1464字)投稿時刻 : 2013.12.25 00:47最終更新 : 2013.12.25 00:49 昼から降り続いた雪で、街は白く塗りつぶされる。
雪は止み、冷たく透き通った空気のおかげで煌びやかな星空が見えるはずだが、...
◆第12回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・白〉幻雪(1121字)投稿時刻 : 2013.12.14 23:23「あ、雪」
彼女がそういったのは丁度空を見上げた時だった。 ...
◆第12回 てきすとぽい杯〈紅白小説合戦・紅〉眠る衝動(1304字)投稿時刻 : 2013.12.14 22:55 鮮血が舞った。
手に入れた当初は錆だらけで使い物にならなさそうな刀だったが、修復してみれ...
◆年間王者はダレだ? バトルロイヤルheisei25言語崩壊(10000字)投稿時刻 : 2013.12.22 17:01最終更新 : 2013.12.22 17:06 はじめに、言葉がありました。
神は寝ぼけ眼で言いました。 ...
◆突撃! 隣のプロットコンテストザロックとかそっち系(仮)(1290字)投稿時刻 : 2013.12.01 21:59【Theme】
サーカス ...
◆突撃! 隣のプロットコンテスト手帳の足跡(仮)(1181字)投稿時刻 : 2013.11.23 14:34/テーマ/
手帳 ...
◆みんなで、ほっこり ハッピー・クリスマス掌編賞吾輩は猫ではない(3128字)投稿時刻 : 2013.12.02 00:24最終更新 : 2013.12.02 00:25 七面鳥である。名は覚えていない。
なるほど鳥頭である。 ...
◆第11回 てきすとぽい杯〈お題合案〉切る(971字)投稿時刻 : 2013.11.16 23:36 きし。きし。きし。
踏み出すたびに霜の砕ける音がする。 ...
◆第11回 てきすとぽい杯〈お題合案〉齧る(905字)投稿時刻 : 2013.11.16 23:09 魔法の秘薬にリンゴを浸けよう、永遠なる眠りがしみこむように
チューリングは林檎を齧って死んだ。 ...
◆勝手に連動 第10回ぽい杯スピンオフ賞(土日版)仮面パンダー -壱-(2997字)投稿時刻 : 2013.10.19 14:34「いったいいったいどうなっている」
もじゃもじゃの白髪を掻き回しながら、今にもずり落ちそうな眼鏡越しにモニタ...
◆第10回 てきすとぽい杯〈平日開催〉仮面パンダー -序-(1527字)投稿時刻 : 2013.10.18 23:15最終更新 : 2013.10.18 23:17 脳が発酵したかのようだ。細菌共が脳みそを喰らい尽くして毒ガスを頭蓋の内部に充満させてくる。 ...
◆*――創文板 将棋祭――*人間将棋(5120字)投稿時刻 : 2013.11.10 22:58 ふと、何もかもが馬鹿らしくなって、会社とは反対方向に向かう電車に乗りました。行き先など決めず、気の向くままにできるだけ遠くへ。どこへ行きたかった、そう...
◆食欲の秋!くいしんぼう小説大賞贖罪(2901字)投稿時刻 : 2013.10.27 13:33 会社の帰り道。その声は突然聞こえた。
か細く、助けを求めるような弱々しい声。 ...
◆食欲の秋!くいしんぼう小説大賞味音痴(1590字)投稿時刻 : 2013.10.27 09:51 J-POPは嫌いだ。
流行りに乗るのが嫌だとか、趣味が合わないとか、そういう理由じゃない。 ...
◆第9回 てきすとぽい杯Father's suit(751字)投稿時刻 : 2013.09.21 23:26 でね、そのスーツを着ると父になるらしいよ。
父ってなんだよ。父って。 ...
◆【深夜の馬鹿力】三行革命家決定戦【リスペクト企画】人生の先輩(54字)投稿時刻 : 2013.08.31 22:08少年、泣くんじゃない。人生いろいろだ。
夕暮れの堤防。そう言って僕を励ましたのは ...
◆恒例!お盆スペシャル企画 掲示板は文学である大賞顔(1915字)投稿時刻 : 2013.09.23 10:58 よく晴れているがうだるほどの暑さでもない。時折吹く心地よい風がしまい忘れの風鈴を鳴らす。 ...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉 電気金魚の夢を見るのは誰か?(1000字)投稿時刻 : 2013.08.18 00:22 データ空間から逃げ出した金魚たちが世界に広がってからどれほどの年月が経ってしまったのだろう。 ...
◆第8回 てきすとぽい杯〈夏の24時間耐久〉赤い魚(1000字)投稿時刻 : 2013.08.17 16:08 昼寝をしていた娘が急に泣きだした。
なだめて再び寝かしつけようとするが、怯えた様子で「赤いお魚がいる」と繰り...
◆てきすと怪坂道(1644字)投稿時刻 : 2013.08.14 21:25「あれって一体何だったんでしょうね」
そう語る澤田さんは、いつもよりもくたびれた様子でつまみを箸で弄んでいた。 ...
◆第7回 てきすとぽい杯足音の存在証明(1772字)投稿時刻 : 2013.07.20 23:15 現実とは何か。
夢とは何か。 ...
◆よくあるお題系創作大会ですよ清い心で行きましょう(1374字)投稿時刻 : 2013.07.17 22:18 そうだ。呪ってみよう
と思い立ったのはいいが、呪いというのはどうすればいいのか全く知らない。 ...
◆漱右になるのは君だ! 第一回赤シャツ文学賞赤シャツ隊(2913字)投稿時刻 : 2013.07.27 16:00最終更新 : 2013.07.28 15:30 暑い。
暑すぎる。 ...
◆推敲バトル The First <後編>冷えた戦場(2431字)投稿時刻 : 2013.06.22 18:45最終更新 : 2013.07.27 21:447/27 犬子蓮木さんの冷蔵庫の比喩という指摘に基づき、比喩表現の少々追加修正。あまり思いつかないので少なめ。 ...
◆勝手に連動 第6回ぽい杯スピンオフ賞となりのへや(814字)投稿時刻 : 2013.06.23 18:52「やべぇこえぇ」
信親は布団に身をくるませて震えていた。 ...
◆第6回 てきすとぽい杯〈途中非公開〉よるごはん(1493字)投稿時刻 : 2013.06.15 23:02 応子は不本意ながら夜ご飯を作る。
今日はそもそも外食の予定だったのだ。それが仕事が遅くなり、帰ってきた頃に...
◆推敲バトル The First <前編>冷えた戦場(2046字)投稿時刻 : 2013.06.22 14:12 tatatata
タタタタ ...
◆第参回 10分ついのべ 昼の部3(Twitter小説)投稿時刻 : 2013.05.25 13:05文字と文字とが組み合わさって、簡単な運動を始める。名詞の部品を接続詞でつな...
◆第参回 10分ついのべ 夜の部10(Twitter小説)投稿時刻 : 2013.05.24 23:07涙はしょっぱいっていうけれど、甘い涙もあるんだよ。ほんとだよ。あ、信じてな...
◆第一回てきすと恋大賞ずっとあなたを(1699字)投稿時刻 : 2013.06.02 14:16 ずっとあなたのことを見ていました。
あなたのことだけを。 ...
◆第一回てきすと恋大賞自己詳察(2602字)投稿時刻 : 2013.05.31 23:02 暗い部屋。
プロジェクターから可視光が放射され、その光を反射する室内の粒子が光線上に...
◆勝手に連動 第5回ぽい杯スピンオフ賞PANDORA BOXS(4359字)投稿時刻 : 2013.05.24 22:09最終更新 : 2013.05.26 16:00 僕は、いったい。
どこにいるのだろう? ...
◆第5回 てきすとぽい杯〈平日開催〉PANDORA BOX(1957字)投稿時刻 : 2013.05.17 23:32「拘束解除」
その声をきっかけに、ミナコの掌中に置かれた立方体のオブジェクトが幾何学模...
◆我ながらホレボレする文体を自慢する大賞文体戦争(1255字)投稿時刻 : 2013.04.20 21:25 ―風/大気を感じる。
天上には月。 ...
◆第4回 てきすとぽい杯大樹(1651字)投稿時刻 : 2013.04.13 23:20 進化系統樹というものがある。
いわば生き物がどのように進化してきたのか樹の枝が張るような、根が枝分かれ...
◆第一回 やる気が出るかっくいいプロット作り大賞映画「ジャンの妄想」(3943字)投稿時刻 : 2013.04.16 18:12プロット
映画「ジャンの妄想」(1998 アメリカ / 監督:ジャン・コサード)より ...
◆第壱回 書き出し指定大会月の下にて酒を飲む(2639字)投稿時刻 : 2013.04.04 23:38 PM2.5が吹き付けてくる。
坂上田村麻呂は阿弖流為に 伸し掛かるように『「阿弖流為」って、なんて読む...
◆第一回 日本法螺小説大賞法螺貝の話(2956字)投稿時刻 : 2013.03.23 23:35最終更新 : 2013.03.24 00:02 山伏が吹いている法螺貝であるが一般に日本で入手できる法螺貝は北米産のものが殆どで、日本で艶出しなどの加工を施しているが職人がほとんどいなくなってしまっ...
◆第三回 てきすとぽい杯松原奇譚(2687字)投稿時刻 : 2013.03.16 23:24 その者達には尻尾があったという。
これは大阪府松原市に残る伝説の話である。 ...
◆第二回 てきすとぽい杯〈てきすとぽい始動一周年記念〉居眠り(2372字)投稿時刻 : 2013.02.16 23:11 お客様の中に___はいらっしゃいませんか?
まどろみから覚める数瞬前、そんな言葉を耳にしたような気がする。まだ意識は...
◆第一回 てきすとぽい杯内角の和(2455字)投稿時刻 : 2013.01.19 23:14三角形の内角の和は180°である。
ただしそれはユークリッド幾何学での話で、非ユークリッド幾何学の中では180...
◆第弐回 10分ついのべ 昼の部 投票所 6(Twitter小説)投稿時刻 : 2012.11.03 13:07空は真っ黒。夜である。今日は奇妙な曇が街の上に居座っていた。すべての電波や...
◆第弐回 10分ついのべ 夜の部 投票所4(Twitter小説)投稿時刻 : 2012.11.02 23:04秋を通り越して冬が来てしまったみたい、なんて彼女は言うけれど、毎年そんな台...